内容説明
若き日の立志、「太平洋の橋とならん」を生涯貫いた新渡戸稲造は、偉大な教育者でもあった。体験からにじみ出た「知行一致」のアドバイスは、現代にも豊かな道標を指し示す。
目次
視物の正位
霊魂神を求む
萩
霊魂自己を求む
京都の萩園
霊魂永劫の尋求
人生の矛盾
ひれ伏せる肉
性と行
論理細工〔ほか〕
著者等紹介
新渡戸稲造[ニトベイナゾウ]
1862年盛岡に生まれる。札幌農学校卒業後、アメリカ、ドイツで学ぶ。1894年札幌に遠友夜学校を創設。札幌農学校教授、第一高等学校校長、東京帝大教授、東京女子大初代学長などを歴任。1919~1926年国際連盟の初代事務次長として国際平和に尽くす。1926年貴族院議員となる。1933年カナダのビクトリア市にて死去
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