感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
椿かすみ
0
以前に、「『わぁい!』は(編集長・土方氏はじめ)男の娘好きが集まって、これからの男の娘の歴史を一から作る、あるいは先導する存在を目指してる感じ。一方『おと☆娘』はこれまでの、そして現在の男の娘情勢を切り取り保存する、アーカイヴの意味が強いと思う」と書いたことがあるのだが、今号は(奇しくも『わぁい!Mahalo』の創刊もあって)この違いが最も顕著に現れている。来栖美憂の構成による男の娘作品年表がまさにそうだが、巻末の民安ともえによるここ数年の総括も、「プレイヤーの視点のブレ」など、的を射ていてよい。2012/05/03