SHY文庫<br> 融愛―Melt Down

個数:
電子版価格 ¥660
  • 電書あり

SHY文庫
融愛―Melt Down

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2023年12月01日 02時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 257p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784813041320
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

食品会社に勤める葉越海理は、ホストをしている弟・翼久と暮らしている。幼い頃から家に寄り付かなかった母親に、完全に見捨てられてからは、ずっとふたりで生きてきた。けれど、不定期に振り込まれる金が母親からだと信じていた海理は、母親を恨むことはなかった。本当は翼久が身体で稼いだものとは知らずに。海理を密かに慕う翼久は、海理のためならなんでもできた。しかし、行き場のない想いと、嫌いなオンナの相手をする日々に限界がきていた。そんなある日、海理が男に押し倒されているのを見てしまい、翼久の怒りは昏く激しい劣情と化して―兄弟の危険な愛を描いた人気作、待望の文庫化!書き下ろし『凪の夜』収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

那義乱丸

30
旧版既読。書き下ろし目当で購入。一歩引いた目で見れば当て馬・尚深とくっついた方がいいんじゃないかとも思えるけど、物語を読み進める程に兄弟にとってお互いの存在が唯一無二であることが伝わってきてこの関係が絶対なのだと納得。実の兄弟という禁忌ゆえに闇に融け愛し合うまさしくタイトルな描写に惹かれた。凶暴だけど兄ちゃん一筋な弟なのでその執着にほのかな切なさも。兄の感情は少々理解し難いが恋愛や兄弟愛を超えたものなのかと推測。書き下ろし、二人に突き刺さったままの棘である母親の件が乗り越えられそうな印象でホッとした。2014/09/11

辺辺

26
新装版。本作で改めて沙野先生が本物のチャレンジー♥で、総ての作品もみんな大好き♥真の兄弟モノ。お互い其々受けた(性的な事も含め)虐待+トラウマ+ドラッグetcが幼すぎた心身に残したままの傷痕がどれほど深かったのと、”家族愛”を主テーマとした極端な読み方で”血縁ゆえの葛藤”と”唯一無二な存在”の点で、その”依存”と”執着”しなければならない程の歪みきった関係性が最高にツボ♥(どうでもいい?爆)キャラ名でオカシな”欲”でもどうでも”良く”て、また”解離”しても”乖離”すればする程”融け愛える”名作だと思う☆彡2014/09/26

さき

15
★6:【再読】『大して親しくもない人間に不幸人生話を始める奴にろくなのはいない (中略) 精神不安定か、ラリッてる奴か、どちらかだ。』まだBL読み始めて間もない頃、どこかでこのジャンルを舐めてかかってた私は、本書の翼久のセリフにギクリとした。恥ずかしながら当時の自分にも、多少思い当たる節あったから。もちろん前者の意味でだけど^^; 【ここから先はブログ⇒http://bit.ly/2CTyGvt】2018/01/09

りんご☆

15
読了2017/08/02

なみ

15
彼等の背景があれだからこういう展開(実兄弟禁忌)でも違和感ないというか。沙野さんならではの陰な世界観。局部へのボディピアスは…お話の味付けとはいえ私は苦手です>_<2015/11/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8147377
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。