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内容説明
広域暴力団傾正会の若頭・辰巳鋭二が攫われた!中国系マフィア、王大龍の仕掛けた罠に嵌まり、白昼の交差点で安藤と中村の目の前から姿を消したのだ。辰巳の身を案じて焦る安藤は、中村に疑いを持つように…。一方、辰巳を監禁し嬲り続ける王は、傾正会にある商談を持ちかける。辰巳を救うべく動き始める安藤たちだが…!?服従か、抗争か。ヒートアップストーリー第二弾、文庫化!書き下ろし『さとしてやるっ!』も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nono
20
BL。シリーズ第二弾。新書版既読。新宿の街に薬物を持ち込もうとする中国系マフィアと事を構える傾正会。そんな中辰巳が攫われ、薬物を!?緊迫感のある展開の中でも、辰巳の男気は健在。膝を折る事無く矜持を貫く。何度読んでも薬物中毒になりながらも気合と根性と安藤への愛^^で乗り切る辰巳が凄い。シャオは生きてて欲しかったな。さて続きへ。2017/02/08
那義乱丸
16
旧版未読。辰巳、ドSヤクザだけれど安藤とのHではMだというのがツボります!これって辰巳を愛でるシリーズでもあるよね(笑)お話は中国の新興勢力のトップ・王が日本上陸して薬を嫌う辰巳とのきな臭い展開に!途中、かなり危機的状況に陥るけどどんな時でも自分を見失わない辰巳がカッコイイ!歪みまくりな王も結構好きで、彼を救えるとしたらシャオだろうと思っていたので事の決着にはショックだった。書き下ろしは過去エピ。嫉妬に身悶える若かりし日の安藤とそれを手懐ける辰巳の手腕wそして辰巳と中村の経緯も読めて良かった!2013/09/27
たまこ
15
シリーズ4冊のうち2作目。辰巳と安藤を中心に、1作目のコージや中村も引き続き登場。中国からの新勢力との対決の構図で見えてくる、辰巳のヤクザとしての理想や信念がかっこよかった。今回は辰巳自らが危機的な状況に陥り目を逸らしたくなるほどでしたが、その後の復活には胸がすく思いでした。本巻では辰巳と安藤の過去や人柄、関係性がより見えてきて魅力が増しました。続きにも期待。2016/11/19
みなと
8
文庫で初読み。このシリーズ面白すぎてもう。あと1冊で終わってしまうのが惜しいくらい。容赦のない裏社会もの大好きなのでハラハラしながら、ちょっと泣きそうになりながら読みました。しかし辰巳さんほんとカッコイイな。プライドが高くて美しくて、女王様受けって彼みたいな人のことを言うんだろうな。反対にどっしりしているようで嫉妬したり取り乱したりしている安藤がだんだん可愛く見えて来ました。2013/02/03
ユキモリ
8
目当ての書き下ろしは若い安藤の気の毒な嫉妬編でした。誰よりも男らしい女王様受の辰巳が相変わらずかっこいい。2012/12/09