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内容説明
差別、貧困、虐待、離婚、ドラッグ―“暴力団の家庭”のなかには社会のあらゆる問題が詰まっている。生まれながらにして“罪の血”を背負った人間はどのように生きるのか。
目次
第1章 密売人の家(父も母も夫も全員売人;学生ヤクザと呼ばれて ほか)
第2章 稼業を継ぐ(右翼は仕事じゃなく趣味;十九歳で二児の母、夢は古紙回収 ほか)
第3章 家から逃れる子供たち(刑務所から届いたパパの手紙;ヤクザとLGBT)
第4章 その愛は幻か(お父さんと一緒のお墓に入りたい;刺青と少年野球 ほか)
第5章 夢も希望もない(ヤクザにはなるな;生きるために故郷を捨てた)
著者等紹介
石井光太[イシイコウタ]
1977年・東京都生まれ。2005年、『物乞う仏陀』で作家デビュー。主に事件、文化、社会問題をテーマに執筆活動を行っている。著書『こどもホスピスの奇跡』で新潮ドキュメント賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。