内容説明
混沌を生きたアウトローたちの暴力伝説。安藤昇は鮫である。その行動は世の中の常識を超え、ときにヤバイほど過激だった。時代に咲いた悪の華。
目次
愚連隊
広島抗争
山口組
著者等紹介
鈴木智彦[スズキトモヒコ]
1966年北海道生まれ。日本大学芸術学部中退(除籍)。雑誌・広告カメラマンを経て、ヤクザ専門誌『実話時代』編集部に入社。『実話時代BULL』編集長を務めた後、フリーに転身。週刊誌、実話誌を中心にヤクザ関連記事を執筆する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ウェイランド
4
ヤクザのカリスマ達の評伝。たぶん筆者の思い入れが強いであろう加納貢の章はぐっときた。あとがきにもあるように彼らの活躍の裏には虐げられた弱者もいるが、自身の美徳に生きる彼らはやはり魅力的だ。2016/06/01
JunTHR
4
前半の愚連隊、まさに「カリスマ」としか言いようのない魔術的な魅力を放つエピソードの数々。著者が、距離感を見誤ることはもちろんないが、やはり加納貢の章は、心を打つ。「仁義なき戦い」〜「山一抗争」〜「山口組分裂」の流れと、それらの抗争の時々で「活躍」「暗躍」したヤクザたちのエピソードを読むと、今回の山口組分裂でも、そんな伝説的ヤクザあるいはエピソードが生まれるのだろうかと、やはり考えてしまう。 面白かった!!! 2016/05/30
ひでさな
0
万年東一氏のことは、知らなかった。加納貢氏のことも知らなかったです。普通にカッコイイと思いました。2017/03/23
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