感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
美登利
39
イラストレーターさんだけあって、軽いタッチの絵なので、つい簡単に読めてしまうけれどこんな酷い症状では、悲観的になるのは凄くわかるなあ。私も関節リウマチを発症した頃とよく似ている、熱はここまで高くなかったけれど、寝ていてもだるかったし、少し動くのも痛みのせいでつらかった。同じ様にステロイド剤も飲んだので、後々の副作用に気を付けないといけないんだと再認識しました。彼女の場合、良い先生に出会えたことがとても大きかったでしょう。「こんな目に合うほど悪いことはしてません」って作者の気持ちがしみじみ伝わりました。2014/09/25
ちさと
23
孤独死の覚悟すらして、ひとり平穏無事に過ごす事だけを願っていた著者に降りかかった原因不明のウィルス感染と思われる成人スティルス病。その闘病コミックエッセイです。頼れる家族がいるかどうか、退院後の生活のアテがあるかどうかで闘病へ向けての精神状態も大きく変化しそう。あと病院の対応も。2018/11/19
アコ
20
Kindle Unlimited:四十路イラストレーターを襲う、いきなりすぎる40℃超えの高熱やブキミな皮疹という過酷な体調不良。「あまりに急なことで驚く余裕もない」という言葉がリアル。診断名は成人スティル病。症例が少なく、今後の予測がつかない=生き地獄、と書いていたけど、本当にそうだろう。明日の自分がそうなる可能性はゼロではないことを思うと…。ステキなタッチの絵を描く著者が少しでも回復していますように。2019/04/16
南
20
リズミカルで一気読みしました。面白くマンガ化されているから誰でも読めると思います。2018/12/14
にゃんた
18
Kindle Unlimitedで。まずは今健康であることに感謝した。突然の不調の連続、わからない病名。そして診断された初めて聞く病名、「成人スティル病」。大変な症状に読む方も辛いほど。病気になっての、周りの関係(家族、医療関係者、同室の患者など)もいろいろ考えさせられた。闘病するという現実はしんどい。病名は違ってもいつ誰に訪れるかもしれないと思いつつ読んだ。2018/11/04