内容説明
バー・キャビンに集う男と女を淡いカクテルの色彩が包む21夜の夢。ページを繰るごとに、酔いが、癒しが降りてくる大人のための絵物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
再び読書
27
安定のオキ氏、ある意味癒しの読書と言える。。スリボビッツは飲んだことが無いので、バンビラも含めて飲んでみたい。ただ、ぼくも指でカラカラと氷を回されるとそうとう鬱陶しい。ペルノはなかなか苦手な酒。パセリがこんもりのったセントラルパークなら、エメラルドアイルの方が良い。ギブソンのパールオニオンが気になるが、一生飲まないかも知れない。ノヤック(アララットディストラリー)、チャーチルが自分が一生飲む分を買い占めたかったブランデーと飲みたい酒には事欠かない。粋に飲めるうちに酒文化を堪能したい2019/05/22
マカロニ マカロン
7
個人の感想です:B。先日読んだ『マルガリータ』(村木嵐)とタイトル繋がりで図書館借り。内容は全然繋がりなし。カクテルバー「キャビン」のバーテンダーの視点からそこで飲まれるカクテルや集うお客の男女の人間模様が書かれている。今どきこんな粋な会話を楽しめる店はあるだろうかと思ったら、1998年発行の本で、しかも元ネタは全日空の機内誌『翼の王国』の連載コラム。唐仁原(とうじんばら)教久さんのポップなイラストも、この本の粋な雰囲気を醸し出すのにピッタリだ。マルガリータ、ホーセズ・ネック、バンビラ(吸血鬼)憧れます。2019/07/20
さわちゃそ
1
中学生のころNHKの深夜の朗読番組で聴いたのを思い出し、入手して8年ぶりに再読。いつの間にかカクテルを飲める年になっていたので、今度試してみたい。2009/08/28