内容説明
「朝起きられない子はしまっちゃうよー」そう言うと、しまっちゃうおじさんは、ぼのぼのを、どんどんしまおうとしました。ぼのぼのは、岩でできた押し入れの中に、とうとうしまわれてしまったのです。
著者等紹介
いがらしみきお[イガラシミキオ]
1955年1月13日、宮城県生まれ。漫画家。1983年『あんたが悪いっ』で、第12回漫画家協会賞受賞。1988年『ぼのぼの』で、第12回講談社漫画賞受賞。『ぼのぼの』は大ヒット作品となり、映画化、TVアニメ化される。1998年『忍ペンまん丸』で、第43回小学館漫画賞受賞。2010年平成21年度宮城県芸術選奨を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
57
思ったよりも小さい絵本だった。しまっちゃうおじさんは、「あるけど、ない」もの。不思議なもの。座敷童とかサンタクロースとか妖精とか、そういうものと似てるような気がする。自分の要らないものを全部しまってくれたらいいのにね。「私はそういうことはできないんだよ。キミが自分でやるしかないねー」ですよね~?色鉛筆の絵が良い味出てる。短いけど、深い話。2016/03/13
ばっか殿すん
30
アニメとは違う"しまっちゃうおじさん"…ちょっとじーんときちゃいました。。捉え方によって印象が変わるでしょうね。その辺がぼのぼのは哲学であるという所以でしょうね。2014/05/06
馨
29
書店で見かけてなんとなく読んでみました。 これは子供より大人向けな気がします!結構哲学的で子供には難しいですよ!2014/06/08
うー
16
ぼのぼのー!思ってたより小さい本でびっくりした。しまっちゃうおじさん、いるのかいないのかもわかんないけど、心の中にはやっぱりいるのかな。みんなで考えてみよう!2014/05/12
行
13
ぞろぞろと集まってくるみんながとても素直だなあと、変なところに感動。笑 ちゃんと起きないとしまわれちゃうよ~2015/01/09