内容説明
志藤渚左26歳。元広告代理店勤務のエリートだが、人に頭を下げ続ける営業マンに嫌気がさし退社、現在は霊感占い師・麗光の助手として胡散臭い占い屋のプロデュースに勤しんでいる。麗光の占いはヒコホホデミノミコト様のお告げだというが、もちろん渚左は信じていない。霊など信じたことのないリアリストなのだ。ある日、一人の老婦人が麗光のもとを訪れ、愛犬の行方を占ってほしいという。占いの結果は「西に45キロ」。麗光に命じられた渚左は彼女の娘・七海とともにお告げの場所に向かうのだが…。“普通失格”の二人が禁忌の蓋を開け、事件の謎に迫る、戦慄のホラー&ミステリ。
著者等紹介
手塚眞[テズカマコト]
東京生まれ。ヴィジュアリスト。高校時代から映画・テレビ等の監督、イベント演出、CDやソフト開発、本の執筆等、創作活動を行っている。1999年映画『白痴』でヴェネチア映画祭招待・デジタルアワード受賞。テレビアニメ『ブラック・ジャック』で東京アニメアワード優秀作品賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bugsy Malone
77
著者は手塚治虫さんの息子さん。昔、監督なされた映画『妖怪天国』が大変面白かったので、ホラー小説は方はどうかなと。正直、期待し過ぎていた分ちょっとがっかりでした。読みやすくて面白いのは確かなのですが、全体的にサラッと流した様な、少々拙い様な。ラストでは多分に続編への匂いを漂わせていますが、現在未刊行。寧ろ続編の方が面白くなりそうなので残念です。2018/08/26
のりすけ
18
良くも悪くも映像向きなのかもしれません。続編が出るようなことが記載されてるものの、音沙汰無し。転生したらなんでもうまくいくような作品より、私はこういうホラー系の方が好きなんだけどなー。わんこに何をするか!キィィ!!2021/12/18
kumo
11
★★★★☆2017/04/22
キスイ
4
この方手塚治虫氏の息子さんだそうです。映画監督とかやってる方と思ってたけど、小説も書いたりしてたんだな。最近角川ホラーなんかでも多いライトなホラーミステリでさらっと読みやすいのだけど、なんというか、ストレート過ぎたような。主人公がいけ好かない感じなのもちょっとなぁ。2014/06/29
リュー
2
★1.5 細かな詰めが甘い。甘すぎる。各キャラの言動が矛盾してて状況も現実離れしすぎ。¥108の値打ちも無かった;;2017/10/05
-
- 和書
- サービス産業の国際戦略