出版社内容情報
近年、教育分野でも活用が期待されるビッグデータ。しかし、実際にどう使いこなせばよいのか? 具体的なノウハウを基礎から解説!
内容説明
現役官僚がひもとく「教育データの収集・分析・活用」。教育効果を数値で表すその重要性と限界とは。教育に関するデータへの理解を深め、それをうまく使いこなす方法を徹底解説。
目次
読者の皆さんへ
第1部 教育効果の測定はなぜ必要か(教育効果の測定から何がわかるのか;教育効果を「測定する」とはどうしうことか ほか)
第2部 教育効果の測定方法(どのような測定結果が必要なのか;プロである教師が使える測定結果であるために ほか)
第3部 教育効果の測定結果の分析と活用(因果推論の基礎;研究者と測定結果を分析する ほか)
第4部 教育効果の測定の限界と可能性(教育効果の測定結果の活用の限界を認識しつつ、それを乗り越えて)
教育効果測定至上主義、測定不要論の二項対立をこえて
著者等紹介
大江耕太郎[オオエコウタロウ]
文部科学省大臣官房人事課人事企画官。1976年生まれ。東京大学大学院理学系研究科修了(修士(理学))。デューク大学大学院応用経済学専攻修了(MA)。2002年文部科学省入省。2012年から3年間、埼玉県教育委員会に出向。在米国日本国大使館一等書記官、文部科学省高等教育局国立大学法人支援課企画官などを経て、2023年より現職
大根田頼尚[オオネダヨリヒサ]
OECD(経済協力開発機構)日本政府代表部一等書記官。1982年生まれ。東京大学法学部卒業。ケンブリッジ大学大学院Educational Research修了(MPhil)。ロンドン大学Institute of Education(現University College London)教育経済学修了。2005年文部科学省入省。2015年から3年間、埼玉県教育委員会に出向。文部科学省総合教育政策局教育DX推進室室長補佐などを経て、2022年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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