内容説明
「嫁ぐ価値のある夫は、自分で探した夫だけ」―1837年、イングランド。“ミス・デブナムズの花嫁学校”を卒業する日、オリヴィアは親友4人と“花婿探求同盟”のモットーを誓い合う。親から決められた相手ではなく、絶対に自分の“理想の夫”と結婚しよう、と。オリヴィアの心に決めた人は、10歳のとき川で溺れかかった彼女を助け、いつか結婚しようと言ってくれたニック。彼にとっては冗談だったのかもしれないが、ずっとその思い出を大切にしてきたのだ。2週間後、思いきってニックを訪ねたオリヴィアは結婚を提案するが、放蕩者の自分と結婚できるわけがないと断られてしまう。あきらめきれないオリヴィアは、ニックが高級娼婦のみ参加する舞踏会に行くと知り、自分も忍びこもうと決心する。―むこうみずな令嬢オリヴィアの、初恋の行方は?“花婿探求同盟”シリーズ。
著者等紹介
ベネット,サラ[ベネット,サラ][Bennett,Sara]
ショップ店員・事務員など様々な仕事を経て、地元のショートストーリー・コンテストで優勝。作家の道に踏みだす。デボラ・マイルズ、サラ・マッケンジー名義で多数の作品を発表。RITA賞にもノミネートされる。現在はオーストラリアのビクトリア州で、夫と成人したふたりの子どもと暮らしている
旦紀子[ダンノリコ]
東京生まれ。成城大学文芸学部英文学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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矢田ふみえ
1
想いをとげようと一心に行動するヒロイン。醜聞が耳に入らないなんてことがあるんだろうか。2015/06/10
くろうさぎ
1
ハズバンド・ハンターシリーズ花嫁学校の仲良し五人組の「自分の夫は自分で決める」という誓いのもとに、実家の隣人で初恋の相手?「よこしまニック」にそれは熱心にプロポーズさせようとせまるお話ですね・・・。かなりのお転婆というか、、思い込んだら試練の道を~~って感じで、、隠された秘密がわかると、、ちょっと哀しいですねぇ・・・。悪者の片付き方もちょっとこわいわ~~ 2012/10/09
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0
★2014/06/23
nayui
0
★★☆☆☆ 2012/11/14
みぃ
0
★★★★☆2012/11/01