内容説明
ある日、子爵令嬢ダフネは、仲の良い侍女ケイトが家族の借金で苦しんでいることを知る。ケイトが病気で倒れた夜に、彼女が行くはずだった店、“ブルースワン”を訪れたダフネは、代わりに踊り子を演じることに。ところが、店が手入れに遭い、その騒ぎの中で彼女に目をつけていた男に襲われてしまう。そのとき、ダフネを救ってくれたのは、レイクス伯爵コーマックだった。ふたりは、降りしきる雨の中で思わずキスを交わし、互いに特別なものを感じたが、醜聞が立てば家族に迷惑がかかると、素性を明かすことはできなかった―。もう二度と会わないはずのふたりだったが、数日後に思わぬ形で再会することに…。
著者等紹介
ダルトン,リリー[ダルトン,リリー] [Dalton,Lily]
軍に勤める家族とともに、各地を転々としながら育つ。テキサスA&M大学卒業。弁護士助手を経て、作家の道へ。デビュー作の『雨の夜のキスはふたりの秘密』が、2014年RITA賞ヒストリカル・ロマンス部門にノミネートされ、注目を集める。現在はテキサス州ヒューストンで、夫とふたりの子どもと暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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