内容説明
ある日、子爵令嬢ダフネは、仲の良い侍女ケイトが家族の借金で苦しんでいることを知る。ケイトが病気で倒れた夜に、彼女が行くはずだった店、“ブルースワン”を訪れたダフネは、代わりに踊り子を演じることに。ところが、店が手入れに遭い、その騒ぎの中で彼女に目をつけていた男に襲われてしまう。そのとき、ダフネを救ってくれたのは、レイクス伯爵コーマックだった。ふたりは、降りしきる雨の中で思わずキスを交わし、互いに特別なものを感じたが、醜聞が立てば家族に迷惑がかかると、素性を明かすことはできなかった―。もう二度と会わないはずのふたりだったが、数日後に思わぬ形で再会することに…。
著者等紹介
ダルトン,リリー[ダルトン,リリー] [Dalton,Lily]
軍に勤める家族とともに、各地を転々としながら育つ。テキサスA&M大学卒業。弁護士助手を経て、作家の道へ。デビュー作の『雨の夜のキスはふたりの秘密』が、2014年RITA賞ヒストリカル・ロマンス部門にノミネートされ、注目を集める。現在はテキサス州ヒューストンで、夫とふたりの子どもと暮らしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
26
お姉さまのお話が好きだったので次女の美人さんのお話を手に取ったら…わあ、大変!結構無茶をする子だったのね。親友でもあるメイドの苦境を知り、怪しい店でセクシー踊り子とか無理無理無理無理。対する男子も真面目で融通が利かないタイプ。イライラしながらもお互いの魅力に逆らえない…そんなロマンスです。…三女さんのお話は翻訳されていないのねえ。お相手はもしかして…と思ったらあたった!2022/05/05
M
4
【満月イベ 7/2】どうなることかと思ったら、最後は大団円(*≧∀≦*)2015/07/03
矢田ふみえ
2
危うかったけど、最後は、うまくまるまって良かった。2019/05/25
ゆみきち
1
シリーズものとしらず読みました。 展開が確かに最後詰め混み過ぎに感じました。ヒロインのキャラは魅力あり。ヒーローはもう少し深く性格えがいてほしいかな。妹のことあっけなく解決。復讐どうしたって感じ。次の話し期待したい。2018/02/11
まめもち
1
人騒がせなシーズン2。前作ヒロインの妹ダフネ×コーマック。侍女のために行った場末の酒場でヒーローに助けられるヒロイン。身分を隠していたのに後日あっさりバレて超気まずい。ヒーローは妹の復讐の為ある集団を調査。関係者らしき男がヒロインの求婚者でしかもアブノーマルな嗜好の持ち主。障害があるほうが燃え上がる典型。終盤一気に人間関係が凝縮されて、えええ!?ってなる。幼なじみのヘイファリングと従兄らしきキンクレイグがどうなるのか気になる。2017/04/10