出版社内容情報
全国各地に波及する尊皇攘夷派の挙兵──。天誅組、天狗党の乱、禁門の変等、武力衝突の顛末を描く。全12巻、毎月順次刊行予定。
内容説明
文久三年八月十八日の政変により、尊攘激派公卿と長州藩勢力は朝廷から一掃されたが、大和五条における天誅組の決起、水戸藩の内紛を元にした天狗党の挙兵など、いわゆる義軍の内乱が相次ぐ世情である。失地回復を目論む長州勢は、禁裏守衛各藩との間に武力衝突(禁門の変)を引き起こし、時局は一気に緊迫する。
著者等紹介
大佛次郎[オサラギジロウ]
明治30(1897)年、横浜市生れ。本名・野尻清彦。長兄は英文学者の野尻抱影。大正10(1921)年、東京帝国大学政治学科を卒業後、鎌倉高等女学校(現・鎌倉女学院高等学校)教師となったが、翌年外務省条約局勤務(嘱託)に。13年、鎌倉の大仏の裏手に住んでいたことに由来する大佛次郎の筆名で、「隼の源次」、ついで「鞍馬天狗」シリーズ第一作「鬼面の老女」を発表、作家活動をはじめる。昭和48(1973)年4月30日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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