内容説明
過去二十年間に急速に発展を遂げた惑星パトリアは、いまや新たな宇宙連邦加盟国の最有力候補と目されている。ところが宇宙連邦と敵対するクリンゴン帝国もこの星に目をつけ、その傘下におさめようと魔手をのばしてきた。クリンゴンの機先を制して宇宙連邦に加盟させるべく、カーク艦長率いる航宙艦〈エンタープライズ〉は惑星パトリアへ向かうが、現地では政府と反体制テロリストたちが激しい内紛を繰り広げていた…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鐵太郎
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イチャモンとしてはいくつかありますが、重要な外交交渉のまっただ中でベッドに潜りこんだ20代の外交使節のお姉さんと50代のマッコイさんが面白い。スタトレ世界では、恋愛は銀河の平和や自分の地位に伴う責任に優先するのです、例によって。40代後半のおじさんと当時30代前半だったジェイムズ・カークが士官学校でクラスメイトで一時ルームメイトだったそうです。となると、このジョーダンさんは30過ぎで士官学校に入学したと考えるべきか、カークが小学生の年で士官学校に入学していたと考えるべきか。(笑)2009/07/13
弦舞院 律枢
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読破2013/01/10
聡太郎
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文章が少しあっさりしているけれど、娯楽小説として申し分ないクオリティがある作品。さすがはスタートレック小説。ウィン副使は何か重要なキャラかと思ったけど別にそういうことはなかった。2012/04/17