内容説明
「語彙」(知っている言葉の量)が豊かな人、すなわち語彙力のある人ほど、難しい文章を読むことができ、国語の試験でも苦労せずにすみます。語彙力を高める一番の方法は、本を読むことです。さらに、日常生活で友だちとおしゃべりしたり、メールのやりとりをしたり、歌を聴いたり、といったことでも、語彙を増やすことができます。語彙力を高めると、国語の成績が上がるのはもちろんのこと、友だちやまわりの人たちとよい関係を築くことができ、毎日の生活や人生が彩り豊かになります。本書では、齋藤孝先生が実体験を交えて、語彙の増やし方を伝授しています。具体的な掲載項目は、「電子辞書をリビングに置いておく」「15秒であらすじを話す」「スピードを上げて音読する」「名言ノートをつくる」「言葉の潮流が歴史をつくる」などです。巻末の資料編「これだけは覚えておこう!」も役に立ちます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ゲンキ
134
齋藤孝さんの本です。大変読みやすい本でした。生きていく上で、如何に読書が大切であるか、について書かれています。特に、「読書には、情報系の読書と人格系の読書の二種類があって、人格系の読書で本当に好きな作家を見つけると国語が好きになり、さらにその作家の文章に惚れ込むと言葉(語彙力)の吸収度がアップする」ということが書かれていて、私の実体験からしても、とても納得できる話でした。2020/08/29
キラ@道北民
40
受験生の娘が国語は勉強しようが無いと言うので、一緒に読んだ。「読書は心のお風呂」気持ちが晴れたり、潤ったり、頭がスッキリしたり。子供の頃一緒に本を読んだように、大きくなってからも一緒に音読して、話をして 、語彙を増やし、幸せな人生を送れるよう国語力を高めていこう!2018/09/20
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
23
受験の予定もないのですが(笑)語彙力という言葉は知っていても具体的にどのように伸ばしていくのかが分からず手にとった本。語彙=知っている言葉の量 子ども向けの本は理解しやすい言葉を使ってくれますね。なるほど!なことが多く書かれていました。資料編の中の『知っておきたい文学作品』の中に『春琴抄』があったことには…でしたが。2020/12/19
美東
12
最近、老眼がすすんできて、本を読むことが次第につらくなりつつある。本書は活字が大きくて、行間も充分にとっていて、久々に楽々読み進めることができた。そのあたりも含め、そもそも読書習慣がなく国語に対して苦手意識をもっている人にも手にとってもらえるようやさしく配慮された本になっている。2024/07/24
頼ちゃん
8
受験生向けではあるが、それ以外でも役に立った。本をたくさん読む、声に出して読む、心に残った言葉を書き出すなど、やっていることだけど、再確認、ら2021/01/06
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