内容説明
医師を装ってコスタリカに潜入していた、CIAの女性エージェントが拉致される。首謀者は、麻薬取引と兵器の密輪で巨万の富を築く男、通称クリスト。米国は直ちに“NAVY SEALS(ネイビーシールズ)”に出動を要請。隊員たちは敵のアジトを確実かつ正確に急襲し、鮮やかな手腕でエージェント奪還に成功する。だが、押収した誘拐犯の携帯電話から、クリストと緊密な関係を結ぶイスラムのテロリストが、クリストの援助を得て全世界規模のテロを計画していることが判明する。“NAVY SEALS”に新たな指令が出され、選ばれし精鋭(エリート)たちが故郷を旅立っていく。なかでも優秀なローク大尉は妻の第一子妊娠を知るが、恐るべき犯罪を阻止するために、その身を熾烈な任務へと投じるのだった―。
著者等紹介
カウチ,ディック[カウチ,ディック][Couch,Dick]
海軍駆逐艦の乗組員、USD(水中破壊部隊)22とSEALチーム1の小隊長を務めた。チーム1の小隊長時代はヴェトナム戦争で、唯一成功した捕虜救出作戦で小隊を率いた。その後、情報部員としてCIAで働いたのち、US海軍兵学校で倫理学の非常勤講師、US特殊作戦司令部の倫理顧問を歴任し、1990年にプロの作家としてデビュー。セントラル・アイダホに在住
ガルドリシ,ジョージ[ガルドリシ,ジョージ][Galdorisi,George]
アメリカ合衆国海軍大佐(現在は退役)。飛行士として海軍に勤務、HSL‐41、HSL‐43のヘリコプター部隊を指揮し、LPD‐7(USSクリーヴランド号)、水陸両用チーム7を率いた。最後の戦術的任務では五年にわたる巡洋艦・駆逐艦グループ3で参謀長を務め、西太平洋とアラビア湾へ戦闘配備を行い、USSカール・ヴィンソン号、USSアブラハム・リンカーン号を派遣した。その後、ワシントンDCの安全保障戦略・作戦センターにおいて主任補佐官を務め、海軍・海兵隊戦略策定に関与した
富永和子[トミナガカズコ]
英文学翻訳家。獨協大学外国学部英語科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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