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ラズベリーブックス
ささやきは甘く野蛮に

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  • サイズ 文庫判/ページ数 386p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784812449653
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ある夜、エディントン公爵令嬢セシリーは、舞踏会でドレスにシャンパンをかけられてしまう。そばにいた“野蛮な伯爵”とあだ名されるジョナサンは、親切からハンカチを取り出したが、公衆の面前にもかかわらずセシリーの胸を自らぬぐい、さらに耳元でありえない言葉をささやいた。大胆な行動のせいでたちまちスキャンダルに巻き込まれたセシリーだったが、逆にこの状況を利用しようとジョナサンに偽装婚約を申し込む。セシリーは仲良しの姉エリナーが密かに想いを寄せるドゥルーリー子爵から求愛されていて、その申し出を断る口実が必要だったのだ。新たなスキャンダルになる危険性を振り払い、ふたりきりで伯爵に交渉を求めるセシリー。一方、ジョナサンは妹たちに幸せな結婚をさせるため、公爵家の後ろ盾を得る事を願う。便宜上の婚約などすぐ解消すればよいと思っていたが、お互いにいつしか惹きつけられて…。

著者等紹介

ワイルズ,エマ[ワイルズ,エマ][Wildes,Emma]
アメリカ、ミネソタ州生まれ。リージェンシー・ロマンスを中心にeブック(電子書籍)形式で20作以上を発表、No.1ベストセラーを連発する。2005年度ウィスコンシンRWAヒストリカル・ロマンス賞、2006年度Lories賞、2007年度Eppie最優秀エロティック・ヒストリカル・ロマンス賞など受賞多数。現在はインディアナ州で夫と3人の子どもと一緒に暮らしている

大須賀典子[オオスガノリコ]
1969年神奈川県生まれ、香港育ち。雑誌編集者を経て英米文学翻訳者に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ち~

33
晩餐会で胸元にシャンパンを引っ掛けた公爵令嬢セシリー。伯爵ジョナサンが自らハンカチで拭き取り、耳元に何やらささやいた事で醜聞に。英仏米の血を引き、父の死去により伯爵位を継ぐためアメリカから来たジョナサンは「野蛮な伯爵」と言われていた。そんな彼に姉のため、求婚者を諦めさせるため婚約者になるよう頼むセシリー。自ら摘んだ野花を送ったり、独自のモラルを貫き非嫡出子の娘をとても愛するジョナサンがとても素敵。箱入り娘のはずのセシリーも、先入観を持たずジョナサンを愛する魅力的な女性。ラストはジョナサンが命を狙われる展開2019/07/18

たまきら

20
妹さんのロマンスを先に読んでしまいました。アメリカインディアンの血を引くお兄ちゃん伯爵と公爵の娘さんのロマンスです。はっきりいって一目ぼれ。初々しい男女で、どちらもまっすぐな気質。かわいい娘さん(私生児)も登場し、好感が持てるお話でした。2018/01/24

しゅえ

5
Ladies in Waitingシリーズ第1弾。夢見る女の子の少女小説といった感じ。ジョナサンがアメリカのイロコイ族とフランス人兵士の血を引いているとか、未婚なのに子どもがいるとか、恋に落ちたら関係ないわ~といわんばかりの2人。切なさ?葛藤?どこそれ。シリアスな事件も起こるんだけど、ハッピーエンドに向かって明るく突き進むお話だった。むしろ続編の方が気になる。だってお相手が“あの”次男なのよ!2018/05/15

ぽこ

2
いつものパターンながらも楽しめた。姉の方がどうなるものかとハラハラしてしまった。妹の話はありきたりなので、姉の方をもう少し細かく書いてほしかったな。2014/02/05

kiara

1
積極的な女性は好きです 出てくる人物も魅力的でした こんな風にホットなシーンが書けたらいいなあ…2019/05/23

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