ラズベリーブックス<br> 伯爵に真実のキスの作法

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ラズベリーブックス
伯爵に真実のキスの作法

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  • サイズ 文庫判/ページ数 391p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784812448137
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ヴィクトリア時代、ロンドン。理不尽な理由で仕事をクビになったデイジーは、夢だった作家になろうとマーロウ子爵の経営する出版社に小説を持ち込む。ところがひょんなことから著名な作家でもあるアヴァモア伯爵セバスチャン・グラントの新作舞台の批評を、新聞に書くことになってしまう。感じたままに彼の舞台を酷評したデイジーだったが、翌日激怒して出版社にやってきたセバスチャンとばったり会い、激しく文学論議を戦わせる。後日、マーロウと面会したデイジーが頼まれたのは小説を書くことではなく、セバスチャンの執筆を手伝うことだった。じつはセバスチャンは、4年近く前にマーロウが依頼した新作をまだ書きあげていなかったのだ。最悪の出逢いにも関わらず、憧れの作家と仕事ができることにデイジーの気持ちは浮き立つが、セバスチャンはどうしても執筆しようとしない。あの手この手で彼に書かせようとがんばるデイジー。そんな彼女と接するうちにセバスチャンの心にも情熱が芽生えはじめる。忘れていたはずの創作と、そしてデイジーへの熱い思いが…。

著者等紹介

ガーク,ローラ・リー[ガーク,ローラリー][Guhrke,Laura Lee]
ボイシ大学でビジネスの学位を取得。稼げるキャリアを追求してハリウッドでケータリング事業を展開していたが、30歳を機に執筆を開始した。これまでに多数のヒストリカルロマンスを発表、RITA賞ほか、数々の賞を獲得している

森なおみ[モリナオミ]
茨城県出身。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒。メリーランド大学大学院教育学部修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

22
ひどいスランプに陥っている作家貴族さんと、ずけずけものをいうせいもあってすぐに失業する女子のドタバタロマンスです。作家の生みの苦しみがとてもよく書けているのは、やっぱり作家さんだからかな?時々ニヤリとしました。シリーズの中で一番面白かったわけではないけれど、なんだかおしまいにふさわしい気もします。この時代のロマンスって意外とないので、ここからどんどん現代に向けて女性の権利が変わっていく様子を描いている本があったらもっと読みたいな。2021/09/15

黒崎ディートリッヒ

4
ヴィクトリア朝時代イギリス。タイピストの仕事を突然クビになったデイジーは、子爵が社長の出版社にセバスチャン伯爵が主催する舞台の批評を、自分の思ったままに書いて持ち込むが、彼女の批評を読んで激怒したセバスチャンと偶然にも出会ってしまって?! ヒストリカル・ロマンス。これシリーズものだったのですか。ヴィクトリア朝時代好きなのでつい読んでみたのですが、俺個人的にはちょっと最初から読まないとわかりにくい場面が多かった。けど良い作品だったと思います。 内容は恋愛に縁がなかった職業婦人の恋物語って所ですね。 2015/02/16

みータン

4
苦悩するがゆえに傲慢な態度をとる作家ヒーローと、迷いなく自分の意見をズバズバ語る一本気なヒロイン。「小説を書く」作家さんならではの深みのある会話が良かった。ヒーローがなかなか傲慢さを捨てないけど(笑)本当に面白かったです。一気読み♪でも…ラストは頂けないよ?;;そこ、終わるとこじゃないでしょ~。そりゃ大円満になるだろう想像はつくけど…極貧ヒーローのまま終わると思わなかったわ(爆)?? ★42012/01/17

Mrs.涼子

3
面白かったぁ。ヒロインに去られたヒーローに、もっと悶えて欲しかったなぁ。H/Hのその後も知りたいし、シリーズ再開に期待!2012/01/23

ひまわり

3
ガールバチュラーシリーズ最終作。傲慢でひねくれたヒーローと率直な物言いで頭の回転の早いヒロイン。2012/01/10

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