内容説明
愛沢健、25歳独身。職業、警察官。東京都下の小さな町の派出所勤務。大した事件も起こらない、一方で顔見知りが多く、すぐ噂が立つような平和で閉鎖的な町。仕事といえば、ほぼ散歩に近い管轄区域の巡回と道案内のみ。この町に赴任してきて2か月。健には、ある悩みがあった。「もう少し警察官らしい仕事がしたい」―正義感に燃えてこの職に就いたはいいが、あまりにも退屈な日々。健は何か地域の役、人の役に立てないものかと日々悩んでいた。ある日、交番に小学生の男の子が犬を届けにやってくる。動物愛護センターに届けると、「殺処分」されると聞かされた健は、自分で飼うことにするが…。
著者等紹介
柳雪花[ヤナギセッカ]
千葉県出身。短大卒業後、OA機器会社勤務を経て、アミューズメントメディア総合学院ノベルス学科へ。在学中からフリーライターとして、小説・TRPG関連書籍・ゲームシナリオなどを執筆
永森裕二[ナガモリユウジ]
1968年生まれ。愛知県出身。AMGエンタテインメントにて邦画製作担当プロデューサーとして現在までに映画・テレビの製作・原案・脚本を80作以上手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ヨリヨリ
31
犬のおまわりさん♪新米のおまわりさん、困ってしまって…奮闘?しました。2014/05/21
kazuwo
1
犬好きのおまわりさんの勤務する交番に、 迷い犬が届けられる。 そこから・・・ シンプルで、読みやすかったです。 ところどころにでてくる、犬の写真たちも とってもかわいくて、和みました。2019/05/24
ほんだや
1
映画化されてるお話なのね。子供向けのありきたりな話だけど…子犬の可愛さにほのぼのしちゃう。ミニ警帽被った3匹の写真なんかあったけどDVD買えばこれが動いてるの見れるのかしら…うむむ。レンタル屋に行くか…2013/10/25
mshk
1
子供が買ってきたので読んでみた。犬を飼うときの心構え入門編、みたいな感じ。最後の大家さんが良かった。たまにはこういう『いい人しか出てこない話』も良いなあ。2012/08/26
ともぞう
1
25歳独身、新任のおまわりさんが、迷い犬を預かることになり奮闘する物語です。 映画化されて去年夏頃に上映されているようですが、映画はどうだったんでしょうね。 物語的にはありきたりの内容ですが、ペットを飼うということはどういうことなのか?を問いかけています。 写真がたくさん挿入されていて、心なごみます。 ゴールデンのチョコラがうちの黒ラブのREXにダブって見えて胸がキュンとしちゃいました(^-^)2012/01/16