内容説明
ブティックを経営するブライドは、一方的な手紙で恋人から別れを告げられたうえ、一緒に暮らしていた部屋からも放り出された。人生最悪の日々を過ごしていたブライドの店を、野性的なオーラをもつ男性、ヴェインが訪れた。彼のようなセクシーな人は、わたしのような太めの女性に見向きもしないだろうとコンプレックスから思うブライドだったが、ヴェインは彼女にネックレスをプレゼントしただけでなく、店内で愛まで交わしてしまう。突然の出会いから互いに強く惹かれあったその夜、ふたりの手に奇妙な印が現れた。じつはヴェインは狼にも人間にもなれるウェアハンターで、手に現れた印はお互いが運命の絆で結ばれた伴侶であることを示すものだった。しかしふたりは違う種族。しかもヴェインはダークハンターに協力したせいで命を狙われ、傷ついた弟とともに逃亡生活を送る身だった。自分とでは幸せになれないが、印のせいで彼女も襲われる危険が大きいと考えたヴェインは、狼の姿で影ながら護ることを決意する。伴侶の印が消え、ふたりの絆が失われるその日まで…。運命の恋人たちは結ばれるのか?大人気“ダークハンター”シリーズ。
著者等紹介
ケニヨン,シェリリン[ケニヨン,シェリリン][Kenyon,Sherrilyn]
ギリシア神話をモチーフにしたダークハンター・シリーズで、一躍人気作家となる。夫と三人の息子とともに、テネシー州ナッシュビル近郊に暮らす
佐竹史子[サタケフミコ]
1966年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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