内容説明
ブリジャートン家の末っ子、ヒヤシンスは社交シーズン4年目。結婚願望がないわけではないが熱心でなく、年々減っていく求婚者たちにもそれほどあせりを感じていなかった。楽しみは仲の良いきょうだいや社交界で“ドラゴン”とあだ名される伯爵夫人レディ・ダンベリーとのやりとり、そしてレディ・ダンベリーの孫で男爵家跡継ぎ、ガレスとの奇妙な友情だった。平穏な日々をすごしていたヒヤシンスだが、ある日ひょんなことからイタリア語で書かれたガレスの祖母の日記の翻訳を頼まれる。そしてその数日後、ガレスから突然キスをされてしまう!日記に示されたダイヤモンドの謎を解きたいヒヤシンスは、キスに翻弄されながらも、翻訳を続けることにするが…。隠されたダイヤモンドと、この恋の行方は?大人気、ブリジャートンシリーズ。
著者等紹介
クイン,ジュリア[クイン,ジュリア][Quinn,Julia]
ハーバード大学ラドクリフ・カレッジ卒業後すぐにロマンス小説を書き始め、1995年にSplendidで作家デビュー。2000年に発表した「ブリジャートン子爵家シリーズ」の第1作、2作、4作がRITA賞の候補作に選ばれ、人気ヒストリカル・ロマンス作家としての地位を確立。2007年、シリーズ第8作がついに受賞。「ニューヨーク・タイムズ」紙のベストセラー・リストに多数の作品を送りこんでいる。太平洋岸北西部に家族と在住
村山美雪[ムラヤマミユキ]
1968年生まれ、東京都出身。出版社、外資系商社勤務を経て出版翻訳の道に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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