内容説明
「もう俺に触らないで下さい。勘弁して下さい。ほんと、お願いっ!」。両親を亡くし、職まで失ってしまった桂城学は、デートクラブ、『アンダー・ザ・ローズ』に再就職が決まった。その超美形が揃う職場で、過去2度、偶然出会ったことのある雛山龍介と再会し、驚きを覚える。しかしこの再会が、桂城にとって受難の日々の始まりだった!桂城の教育系になった雛山に、「何度も再会するなんてこれは『運命』だ」と決めつけられ、仕事で失敗する度に、「愛ゆえのお仕置き」と称してセクハラをされ…。
著者等紹介
高月まつり[コウズキマツリ]
東京都在住。6月21日生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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那義乱丸
8
「俺の体にはM汁なんて流れてませんっ」いや、たっぷり詰まってるだろ桂城!ってことで高月さんらしいドS攻めと淫◇乱M受けのあほえろ話、気楽に楽しみました(後半、Hは飽きてきて飛ばし読みw)「こんなはずじゃなかったのにさ」のスピンオフだと知らずに読み始め、雛山の名前で気がついた。まだ時春が里久に出会う前で、彼は愛を探しております。終盤に里久を見つけたようですが。雛山の2カプ入り乱れてのH願望発言は、ラブコレ3周年の番外編ネタから来てるわけね、なるほど(笑)2011/11/17
マシュ
6
ブックパス。いまだはまらないのに読まずにいられない作家・高月まつりさんの本。今回は、薄幸な青年・桂城と、本当は限りなく黒に近い世界?の風俗店経営者一族の一人雛山との話。他の人の感想で『こんなはずじゃなかったのにさ』のスピンオフとな!桂城が17歳の時、雛山に助けられたのが最初の出会い。そこから数年後も助けられ再会。そこからまた数年後、とうとう雛山から体ごと助けられ、そこから始まる二人の関係。珍しく凄い丁寧な展開で。無駄なフラグ未回収というのもなく、すんなりとお話がまとまって綺麗に終了。なかなか面白かった。2018/03/01
メイ&まー
2
前作読まずにこちらが気になったので先に。雛山みたいな素っ頓狂な人大好きなんだけどイマイチのり切れなかった。視点がぶれちゃってるのも残念。受視点でずっと描かれてた方がよかった気がする。素っ頓狂の内面はナゾのままで。2010/05/19
くらもちなお
1
小説として決して上手くないんですが、高月さんの描くキャラクターと勢いで、ついいつも読んでしまう作家さんです。若が出てくる本編もぜひ読みたい2012/01/16
ぶぅぶ
0
沢山のフラグ後のM汁づけ☆たまりませんわ。