内容説明
一連のテロを引き起こした張本人は、ローガン大統領―。その驚愕すべき事実を証明する通話記録を、ジャックは決死の捜査の末に入手。しかし、ヘンダーソンはオードリーの命を盾にそれを奪って逃走する。ジャックは彼を追跡して証拠の返還を迫るが、ヘンダーソンは自分の身に危険が及んだ場合のために、移動中のヘラー国防長官の車を襲撃させる手配をしていた。かつて仕えた恩人を犠牲にはできず、葛藤しつつもヘンダーソンを逃がそうとするジャック。ところが事情を知ったヘラーは、真相を暴く足手まといになるまいと、進んで断崖から車を躍らせるのだった…。手の内を知り尽くされた元上司、そして合衆国大統領。あまりにも強大な敵を前に、ジャックが選んだ最終手段とは!?超人気ドラマシリーズ第5シーズン、ついに決着。
著者等紹介
小島由記子[コジマユキコ]
翻訳家・作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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歩月るな
1
黒幕との戦い、そしてそれを操るグラハム、逃走したビエルコの捜索、新たな攻撃。強かなヘンダーソン。ラストの三時間ともなってくると本当に一日が終わるのか気が気で無くなってくると言う怒涛の展開。アーロンの活躍には目を見張るものがある。副大統領の登場で追いやられていたマイクも協力的に立ち回る。カレンが協力してくれた事でジャックたちは真実に近付けた。そして登場するモリスは強烈な印象を残してくれる。ビルとカレンが驚く所は緊迫感の中でもユーモラスで良い。このシーズン5を起点としたファイナルまでの話の流れを考えると胸熱。2014/03/09