内容説明
高校生活最後の文化祭のステージに向けて、オリジナル曲の練習を重ねてきたガールズバンド。ところが本番まであと3日という時になって、ギターが骨折、さらにボーカルまで抜けて、バンドは空中分解寸前。残されたドラムの響子、キーボード転じてギターの恵、ベースの望はひょんなことからブルーハーツのコピーをやることに!そして彼女たちがボーカルとして声をかけたのは、なんと韓国からの留学生ソン!?本番まであと3日。4人の寄り道だらけの猛練習が始まった!笑って、泣けて、キュンとくる、青春バンド小説。
著者等紹介
向井康介[ムカイコウスケ]
1977年生まれ。徳島県出身。山下敦弘監督の長編デビュー作『どんてん生活』(01)で制作・脚本を担当して以降、山下監督の長編全作品の脚本を手掛ける。山下監督以外の脚本作品には映画『呪霊 THE MOVIE』(03)『青い車』(04)、テレビドラマ『怪奇大家族』(05)などがある。『リンダリンダリンダ』で小説でもデビュー
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感想・レビュー
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てるてる
4
新年1冊目は実家の本棚にあったものから。同名映画のノベライズ本。好きだったなぁ。この映画。当時のBase Ball Bare関根史織は”若い女の子がベースを弾いている”という一種アイドル的な扱いだったが、今も音楽活動を続け、ずいぶん雰囲気のある佇まいになった。そういう時の流れを感じられるので、昔のノベライズ本を読むのはけっこう好き。会話文主体なのでサクサク読めました。2020/01/04
よしきち
4
ストーリーはともかく、ブルーハーツは最高! カラオケ行きたい。2012/10/03
ゆう
3
終わらない歌最高だった2015/06/18
げっちゅ
3
終わらない歌が聴きたくなった2013/04/29
無重力p000
3
自分も音楽をやっており、高校の文化祭を思い出した。 それはまさしく青春だった。2012/09/08