竹書房文庫<br> 母をたずねて三千里

竹書房文庫
母をたずねて三千里

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 259p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784812417256
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0174

内容説明

元気なジェノバっ子のマルコはアルゼンチンに働きに出たままの母に会うため、ひとり旅に出る。時には人に助けられ、時にはくじけながらも勇敢に旅を続けるマルコ―。しかし、期待を胸に行く先々に母はいないのだった。果たして、この旅の終わりにマルコは母に会えるのか―?『世界名作劇場』シリーズ随一の感涙必至の感動作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糜竺(びじく)

27
良かったですよ。以前、TVで放送していたアニメ世界名作劇場の作品で、そのノベライズ本です。19世紀後半のイタリア育ちのマルコが、アルゼンチンに働きに出たままのお母さんに会う為に、一人旅に出る話です。色んな災難にあったり、けれど、色んな人に助けられながら、マルコは旅を続けていきます。TV放送はみた事は無かったので、最初のイメージでは、とても暗い話なのかなと思ってたけど、読んでみて、辛い事もあるけど、そんな中でも、色んな人との出会いなどを通して全体的に明るく、けど感動もありと、いい作品だったと思いました。2014/02/06

kagetrasama-aoi(葵・橘)

21
突然の世界名作劇場熱!これは初読かもしれません。アニメの放映が私の高校生の頃だから観てません。当時のイタリア(ジェノバ)の状況とか、アルゼンチンに出稼ぎに行く事情とか、子供に理解させるのは結構難しいなぁ…。人形劇団とかペットとかで話を膨らませてますが、もう少し主人公マルコの心情を描いたほうが感動出来ると思いました。“クオレ”の中の話とは別物ですね。アニメの再放送あったら観たいです。2020/01/18

ひゆり

4
青空文庫にて読了。有名どころをいつでも読めて重宝してます。手がかりもないのによくはるばると来て母を見つけたなと思った。2015/02/26

ひろろ

3
 世界が西欧各国の植民地政策と蒸気機関の発達により、ずっと世界が近くなり多くの人が海外へ希望を求め旅立つなかで起きる悲喜こもごも。 愛国を教育のための本とあるが、出自の国や故郷に愛着や郷愁、そしてジェノバっ子というプライドは、どこかでマルコを支える柱となったろう。 そうした精神性を持つ事は人として望ましい事だと思う。 愛国という物は、限りなく内面に向うべき物なのだと感じる。 旅行記としても楽しくよめた、当時の発展する南米や未開の土地を旅する寂しさなども良い。2016/11/06

間宮

1
幼いころ週末の夜に楽しみにしていたTVが懐かしく購入した。最後までストーリーを知っていた訳ではなかったので読めて嬉しかった。マルコは偉い!!!2016/08/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/176175
  • ご注意事項

最近チェックした商品