内容説明
警察内でもごく一部の人間しかその存在を知られていない超法規警察―警視庁0課。4歳で天涯孤独の身となったレイは、0課課長・武藤に引き取られ、“殺し”のプロフェッショナルになるべく厳しい訓練を受ける。そして数年後―。一人前の女刑事に成長したレイに、汚職の証拠をネタに市長を脅し、市井を牛耳ろうとする暴力団幹部の抹殺指令が下った。暗殺の毎日にやり場の無い怒りを感じるレイ。そんな折、レイは勝村と名乗る謎の男と出会い、官能的な夜を過ごした。だが、勝村の正体は、レイを始末するために差し向けられたヒットマンだった。再会のときが別れのとき、その瞬間から二人の哀しくも壮絶な戦いが始まった。
著者等紹介
篠原とおる[シノハラトオル]
1936年愛媛県生まれ。1958年3月童心社の単行本「蝋面博士」でデビュー。貸本劇画を次々と発表する。1964年『ボーイズライフ』に「ズベ公探偵ラン」を連載。続いて1965年『コミックmagazine』に「女豹マコ」を連載、以降「さそり」「0課の女」「河内晴れ」「女仕置き人ゼブラ」等、女性を主人公にした劇画シリーズで次々と傑作を生みだしていく。1986年以降は『ビッグコミック』に「陶子」「定年諸君」「日本競馬伝」「ひゃくやく」を連載するなど、それまでとは一味違った人気ドラマにも挑戦し、現在も第一線の劇画家として活躍中。映画化された作品は30数本にものぼる
高橋祐太[タカハシユウタ]
1971年東京都出身。日本大学芸術学部卒。ビデオ『ペリカンロード』で、シナリオライターとしてデビュー
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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