築百年京町家再生奮闘記

伊藤 正人【著】

昭和堂（京都）（2024/12発売）

• サイズ 46判／ページ数 160p／高さ 19cm
• 商品コード 9784812223253
• NDC分類 521.86
• Cコード C0052

内容説明

町家再生経験者が語る知恵の数々と、町家暮らしの愉しみ。

目次

序章　京町家概論（京町家と暮らし；京町家の歴史；京町家の建築的特徴；職住一体の町家と専用住宅の町家）
第１部　築百年の京町家を再生する（築百年の京町家の特徴；改修に先立つ耐震診断；各種補助金の利用；分離発注という方法；町家改修の基本的な考え方；改修図面を作成する；改修工事の具体的内容）
第２部　町家暮らしの光と影（町家暮らしの中で直面する問題とその対処法；京町家暮らしの愉しみ方）

著者等紹介

伊藤正人［イトウマサト］
１９４８年東京に生まれる。現在、大阪公立大学大学院文学研究科客員教授、大阪市立大学名誉教授。この間、カリフォルニア大学サンジェゴ校（ＵＣＳＤ）訪問教授（１９８２年～１９８３年）、京都大学霊長類研究所共同利用研究員（１９８９年～１９９０年）、Ｊｏｕｒｎａｌ　ｏｆ　ｔｈｅ　Ｅｘｐｅｒｉｍｅｎｔａｌ　Ａｎａｌｙｓｉｓ　ｏｆ　Ｂｅｈａｖｉｏｒ編集委員（１９９０年～１９９３年）などを務める。日本心理学会研究奨励賞受賞（１９９２年）。専門分野：学習心理学、行動分析学（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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京町家の保全ー単なる建物の改修だけでなく伝統的な生活文化の継承が不可欠 伝統的生活文化の継承： 町家の保存はそこに根付く生活文化を含めて継承 耐震性の向上と補強の必要性： 伝統的な木造建築である町家の耐震診断が必要→補強工事実施 町家改修・分離発注： コスト削減と品質管理のため工務店を通さず各専門業者へ直接発注する分離発注方式採用 断熱対策の徹底： 町家の快適性向上のため徹底的な断熱対策 シロアリ対策と小動物対策： 長期的な保存のためシロアリ・小動物への対策 文化的要素： 伝統的町家の格子や虫籠窓等の保存

2025/01/10