出版社内容情報
朝倉敏夫[アサクラトシオ]
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井澤裕司[イザワヒロシ]
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新村猛[シンムラタケシ]
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和田有史[ワダユウジ]
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内容説明
「食」はだれにとっても身近なだけに、なかなかその姿をとらえにくい。人間とその社会にもっとも深くかかわる「食」は、どうしたら理解できるのだろう?複雑化する現代社会でますます重要となる食の問題を、人文科学・社会科学・自然科学の見方で総合的にとらえてみよう。
目次
第1部 フードカルチャー(食と言語・文化―人は食をどう認識するのか;食と地理学―なぜそこではそれを食べているのか;食と歴史学―食から歴史を読み解けるか)
第2部 フードマネジメント(食と社会学―食べるモノ・コトからみる社会;食と経済学―市場を通じた食の取引;食と経営学―食を支えるマネジメントシステム)
第3部 フードテクノロジー(食のこころへの働き―おいしさ、まずさを感じるメカニズム;食のからだへの働き―健康的な食事とは何か;食の価値づくり―持続的・効率的な供給・消費のために)
終章 食科学の確立をめざして―文化人類学の立場から