フランス王妃列伝―アンヌ・ド・ブルターニュからマリー=アントワネットまで

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フランス王妃列伝―アンヌ・ド・ブルターニュからマリー=アントワネットまで

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  • サイズ B6判/ページ数 306p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784812216323
  • NDC分類 288.493
  • Cコード C1022

内容説明

最新の研究成果をもとに、激動の時代を生きた一〇人のフランス王妃の姿をドラマティックかつリアルに描き出す。彼女たちの生きざま、王妃の役割、王妃と政治について真摯に考察した、日本とフランスの歴史家による新たな王妃論。巻末には近世フランス王妃一五人の略歴等を付した。

目次

第1章 アンヌ・ド・ブルターニュ―二人のフランス王と結婚した王妃
第2章 クロード・ド・フランス―ブルターニュをフランスに統合した王妃
第3章 カトリーヌ・ド・メディシス―理想の実現に挫折した王妃
第4章 ルイーズ・ド・ロレーヌ―アンリ三世と恋愛結婚した王妃
第5章 マルグリット・ド・ヴァロワ―「王妃マルゴ」の世界
第6章 マリー・ド・メディシス―リシュリューと対決した剛毅な王妃
第7章 アンヌ・ドートリッシュ―ルイ一四世の母として生きた王妃
第8章 マリー=テレーズ・ドートリッシュ―ルイ一四世とフランスを愛した王妃
第9章 マリー・レクザンスカ―家族を愛した慎ましやかな王妃
第10章 マリー=アントワネット・ドートリッシュ―宮廷の落日を彩り革命に散った王妃

著者等紹介

阿河雄二郎[アガユウジロウ]
1946年、香川県坂出市生まれ、大阪外国語大学名誉教授。『海のリテラシー』(田中きく代・金澤周作との共編著)、創元社、2016年など

嶋中博章[シマナカヒロアキ]
1976年、北海道苫小牧市生まれ、関西大学助教。『GRIHL 文学の使い方をめぐる日仏の対話』(共編)、吉田書店、2017年など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MUNEKAZ

13
日仏の研究者のよる列伝。冒頭でサリカ法のことを説明してくれるので、王妃たちが受けた男子出産の強烈なプレッシャーを理解できる。浮気性な王はどんどん愛人を作るし、宮廷内のヒエラルキーは煩わしいことこの上なし。旦那が死んでいよいよ権力掌握と思いきや、息子の新王と対立関係へと扱われているどの王妃にも影がある。豪奢に着飾った肖像画が空しく思えるほどに、100%公人の生活は辛いなぁと。また王妃の役割が二つの王家を繋ぐ証から、国民統合の象徴へと様変わりしていくことも見受けられる。王室と民衆の向き合い方の歴史でもある。2023/12/17

ぽっぽママ

13
王妃って良いことないなってつくづく思った。贅沢すれば非難され政治にかかわれば命も危ない。ただこども産んで旦那様が浮気してるのを見てるだけなんて。2017/10/09

遊未

8
フランスの場合は王が愛人を作れば必ず愛人の方が美しいし、公式寵妃という存在があり、王妃はひたすら子どもを生む存在として記されることが多い。ルイ14世くらいまでは母后の支配も強い。という理由で王妃としての役割、実積に触れた著作は結構珍しいと思います。王家がどのように変わっていくかもわかりやすくお薦めしたい一冊です。因みにシャルル8世からルイ16世の時代となっています。2022/10/19

子牛

3
王族の人間味が時々垣間見られて面白かったです。知らないことを知る楽しさにどんどんページを繰って瞬く間に読了。ただこれは蛇足ですが、シャルル、ルイ、フランソワ、アンリ、・・・それぞれ何世何世と出てくるので思わず「噺家かよ!」と心で叫んでしまいました。2019/12/31

若黎

2
登録漏れ。 アリエノールは古すぎて除かれたのかしらん。 フランソワ一世王妃、アンリ三世王妃は、ほぼ知らなかった。他はそれなりにどこかで読んだか、見知った王妃様たち。公式寵姫が幅をきかせてる国では、王妃といえど影の薄い存在に追いやられた人たちもいますが、王妃だった身が罪人扱いで断頭台に引き出されるよりは、マシだったのではないかと。。。2020/10/02

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