僕はずっと裸だった―前衛ダンサーの身体論

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僕はずっと裸だった―前衛ダンサーの身体論

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  • サイズ B6判/ページ数 315p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784875024408
  • NDC分類 769.1
  • Cコード C0073

出版社内容情報

映画、ドラマでも活躍する前衛ダンサー田中泯の初エッセイ集。師・土方巽への想いから、山梨「桃花村」で農業を営む暮らしまで。

内容説明

野良が、斜面の地が、稽古場。土方巽へのオマージュに「私は地を這う前衛である」と綴ったダンサーの日々の記。初のエッセイ集。

目次

無意識のおどり
私のこども
感覚の海の中へ
失速・微速・変速
何もかもが動いている
からだの中のこころ
恥にも深さが
裸と性の距離
裸体という衣裳
ヒトが立ったのだ〔ほか〕

著者等紹介

田中泯[タナカミン]
1945年、東京生まれ。学生だった十八歳のころからクラシック・バレエ、モダン・ダンスを学び、気鋭のバレエダンサーとして多くの公演をこなす。1974年、突如独自の踊りを求めて独りの活動を開始。78年、身体気象研究所を創設。国内外から弟子入りをのぞんで集まった若者と舞踊団:舞塾(まいじゅく)を結成(1981年)、その後十六年間ともに活動する。85年には山梨県の白州町に身体気象・農場を開設し、農業と舞踊の同時実践を始める。海外公演も数多くなり、フランス政府より芸術文化騎士章(1990)受賞。97年、甲斐市北部に舞踊資源研究所/桃花村を設立。2005年、朝日舞台芸術賞を受賞。また映画『たそがれ清兵衛』の出演で俳優としても注目を集め、NHKのドラマ『ハゲタカ』に出演。2010年大河ドラマ『龍馬伝』の吉田東洋役でも好評を博す。2011年秋には主演映画『伊那の井月』が公開。こうした幅広い活動を展開しつつも桃花村の農業と踊りの生活は変わらず、日本生活学会が創設した吉阪隆正賞の第一回受賞者に選ばれる(2011年)。2004年からは日本各地で「場踊り」を展開中。音楽や美術界のアーティストとのコラボレーションも好評

岡田正人[オカダマサト]
1949年、神戸市生まれ。1975年に田中泯の踊りに出会い、2006年に他界するまで三十余年、折々にレンズを向けてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nizimasu

5
国際的な前衛舞踏家によるエッセイ集。裸、そして踊りというのは人間の記憶に結びついている。子供の頃、そして師である土方巽ーー。身体性はこの記憶と記録の危うい緊張の中から生まれ放出される。難しいようでどこかユーモラスでもあり、踊るような文章もまた魅力2011/10/08

Kodo Tenco

2
機内の読書で頂戴したご縁というのが実は少しある。本書もそのうちの一冊で、太平洋沖で田中泯を読んでいると、隣に坐っていた男が話しかけてきた。国連に勤務するインドネシア人で、どうも泯の「からだ」が本能的に氣になったということであった。私とからだというのも本来は交差の美に過ぎず、一瞬の交わりでしかない。そのお交わりのときに、「私のからだ」と視るのか、それとも「私とからだ」と視るのかによって、だいぶ宇宙観が異なってくるであろう。地球が二度と同じ地点を回転しないのと同様、書物でも二度同じ文章に出逢うことはないのだ。2017/07/19

ギマ

2
知らない言葉が乱立する。知らない踊りを踊るヒトの踊るための言葉。言葉を生み出す場所が違う人の文章はとても刺激的だ。五歳の娘が鼻歌を歌いながら自由に動いている様が、文中の写真に重なった。2015/02/06

たぶんテナガザル

1
2回目。初めはものすごく読むのに時間がかかった気がするが、今回は少し読みやすく感じた。とはいえ、実感しながらの読書、楽しいが時間はかかる。時間が過ぎていくとも言えるかもしれない。2017/05/14

takao

0
前衛ダンサーだったのか。どうりで。2017/10/07

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