目次
第1部 東アジア共同対構想と日中韓対立の相克(アジア地域共同体と戦略的思考―TPPからRCEP(包括的経済連携)へ
成長の東アジアと相克の日・中韓関係―重層化する課題の超克に向けて
東アジア共同体の構築と日中の役割
地方がつながる―もう一つの東アジア共同体の可能性
歴史(認識)問題と日中関係―日中の歴史共同研究を踏まえて
安倍政権“戦後レジームからの脱却”政策の不毛性)
第2部 東アジアを巡る通商交渉と企業活動(日中韓FTAの必然性と政策的課題―韓国部品産業の育成の視点を中心に;米韓FTAから見たTPPの問題点;アジア地域の経済統合にみるメガFTAと日本企業―TPP、RCEPにおけるAECの位置づけと日本企業の適応戦略と役割;中国「国家資本主義」による石化の急成長と日中韓企業の収益力への影響―中国のアンチダンピング提訴濫発と「国家資本主義」企業成長後の課題;中国人技能実習生の日本からの離脱とインドネシア人、ベトナム人技能実習生の増大―東南アジア諸国との関連で)
特別寄稿 中国ビジネス四〇年―一ビジネスマンの想い
著者等紹介
星野富一[ホシノトミイチ]
1948年新潟県生まれ。1981年東北大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学、1981年盛岡大学文学部講師、1984年同助教授、1991‐92年カナダ・ヨーク大学客員研究員、1994富山大学経済学部教授、2014年富山大学名誉教授。2003年博士(経済学、東北大学)
岩内秀徳[イワウチヒデノリ]
1964年生まれ。1994年明治大学大学院政治経済学研究科博士後期課程単位取得中退。2006年富山大学経済学部教授。専門はアジア経済論、多国籍企業経営論(在アジア日系企業の国際経営)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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