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内容説明
1940年代のジャーナリズムが戦時体制にどのような影響をおよぼし、戦後体制をいかに形成していったのか。戦時期は現代メディア史の「源」であり、その歴史的展開を思想史、経済史、ジャーナリズム史、政治史の広がりのなかで捉える。
目次
本書の意義と課題―なぜ戦時期ジャーナリズムとメディアか
第1部 戦時期経済ジャーナリズムの思想的動向(戦時動員と経済再編成の思想;近衛新体制における笠信太郎;近衛新体制における朝日新聞;経済再編成論の結末とその後の展開)
第2部 マス・メディア界再編の実態(戦時期メディア界再編成の理論と実際(1)―新聞新体制
戦時期メディア界再編成の理論と実際(2)―出版新体制
「戦時」から「戦後」への展開)
研究の成果と今後の展望
著者等紹介
吉田則昭[ヨシダノリアキ]
1965年東京都生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。立教大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。メディア関連団体に勤務。立教大学社会学部兼任講師、立正大学文学部非常勤講師、早稲田大学現代政治経済研究所特別研究員。専攻:マスコミュニケーション史、比較マスコミ論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。