戦時統制とジャーナリズム―1940年代メディア史

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  • サイズ A5判/ページ数 267,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784812210321
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C3036

内容説明

1940年代のジャーナリズムが戦時体制にどのような影響をおよぼし、戦後体制をいかに形成していったのか。戦時期は現代メディア史の「源」であり、その歴史的展開を思想史、経済史、ジャーナリズム史、政治史の広がりのなかで捉える。

目次

本書の意義と課題―なぜ戦時期ジャーナリズムとメディアか
第1部 戦時期経済ジャーナリズムの思想的動向(戦時動員と経済再編成の思想;近衛新体制における笠信太郎;近衛新体制における朝日新聞;経済再編成論の結末とその後の展開)
第2部 マス・メディア界再編の実態(戦時期メディア界再編成の理論と実際(1)―新聞新体制
戦時期メディア界再編成の理論と実際(2)―出版新体制
「戦時」から「戦後」への展開)
研究の成果と今後の展望

著者等紹介

吉田則昭[ヨシダノリアキ]
1965年東京都生まれ。立教大学社会学部社会学科卒業。立教大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。メディア関連団体に勤務。立教大学社会学部兼任講師、立正大学文学部非常勤講師、早稲田大学現代政治経済研究所特別研究員。専攻:マスコミュニケーション史、比較マスコミ論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ぽん教授(非実在系)

1
主に笠信太郎による経済統制論がテーマなので、1940年代メディア史といっても朝日新聞という体制内メディアの中の経済論壇、という部分的なものであることは留意すべきである。2021/03/12

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