内容説明
昼間は優雅にお茶会、夜は内職の帽子作り。そんな貧乏貴族のオデットが、道端に倒れていた少年を拾ってしまった。ロードという名前以外、なにも覚えていないらしい。使用人が雇えず困っていたところだし、とりあえずオデットの家で働いてもらうことになった。ところが彼を拾ったことで、オデットのもとに“金の招待状”が届いたのだ…!謎に満ちた舞踏会で、オデットの運命が変わる。
著者等紹介
高遠砂夜[タカトオサヤ]
1967年12月25日、石川県生まれ。『はるか海の彼方に』で、第二十回コバルト・ノベル大賞佳作入選(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なぷ
2
良くも悪くも高遠砂夜。他シリーズとの区別がつかな…2009/03/01
龍田
1
友人から借り本2010/11/25
霜月無二
1
うっかり図書館で見つけてレヴィローズのコンビだ!と借りてきてしまいました。絵もとってもかわいらしくて眼福でした。貧乏貴族のオデットが、行き倒れの少年を助けたことからとんでもないことに振り回されていくお話。どいつもこいつも胡散臭いのに、いちいち騙されるオデットに苛々しつつ、けれどぎりぎりのところで憎みきれない。馬鹿だけど真っ直ぐなんですよね。2012/08/01
こんこん
1
わりとぽぽぽんと転がっていくので、その軽さがお気に召すかどうか、なのかな。しかしわりとひどい扱いを受けているヒロインである。2011/05/17
朱音
1
ヒロインはかわいいのだけど考えが足りないのと、人の話を半分くらいしか聞いていないのが気になった。あとロードがすごく…ただの少年にしか見えず。2009/08/28