フードバンク―世界と日本の困窮者支援と食品ロス対策

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フードバンク―世界と日本の困窮者支援と食品ロス対策

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  • サイズ A5判/ページ数 190p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784750346823
  • NDC分類 611.3
  • Cコード C0036

出版社内容情報

日本でも急速に増えているフードバンクは、「食品ロス削減」の観点から、近年では食料困難経験者に対する食料支援を目的とする活動にシフトしてきている。アメリカ、フランス、韓国等海外の先行事例との実証的な国際比較をもとにした、本邦初の研究書。

はじめに――本書の意義と各章の概要

 1 本書の目的

 2 各章の紹介



第1章 世界の食品ロス対策とフードバンクの多様性[小林富雄]

 はじめに――食品ロスをめぐる世界の潮流

 1 世界の食品ロスの定義

 2 世界の食品ロスの排出状況

 3 世界の食品ロス政策と対策

 4 日本の食品リサイクル法とフードバンク



第2章 社会保障システムにおけるフードバンクの意義と役割[角崎洋平]

 はじめに――システムとしての社会保障とフードバンク

 1 食料への権利とフード・セキュリティ

 2 食料への権利・フード・セキュリティの観点からのフードバンク批判

 3 所得保障の機能不全とフードバンク

 4 フード・セキュリティのためのフードバンクの活動

 5 所得保障制度を補完する仕組みとしてのフードバンク



第3章 日本のフードバンクと生活困窮者支援[佐藤順子]

 はじめに

 1 フードバンクによる生活困窮者支援

 2 施設・支援団体からみたフードバンク

 3 施設・支援団体と利用者の関係性

 むすびにかえて



コラム 熊本地震においてフードバンクはどのような役割を果たしたのか――フードバンクかごしまの事例をもとに[後藤至功]



第4章 フランスのフードバンク――手厚い政策的支援による発展[小関隆志]

 はじめに

 1 近年の欧米フードバンク研究

 2 研究対象および方法

 3 フランスにおけるフードバンクの沿革・現状・政策

 4 フランスのフードバンク団体の活動事例

 5 考察

 おわりに



第5章 アメリカのフードバンク――最も長い実践と研究の歴史[小関隆志]

 1 フード・インセキュリティと食料支援政策

 2 フードバンクの概要

 3 研究者によるフードバンクへの問題提起

 4 フードバンクによる新たな挑戦

 結論



第6章 韓国のフードバンク――政府主導下での急速な整備[小関隆志]

 はじめに

 1 福祉政策の特徴

 2 政府系フードバンクの歴史と現状

 3 民間フードバンクの歴史と現状

 4 研究動向とフードバンクの実践例

 おわりに



第7章 食料等の現物寄付の評価――アメリカのフードバンクとアカウンタビリティ[上原優子]

 はじめに

 1 日本のフードバンクの現状と現物寄付の評価

 2 アメリカのNPOの制度とフードバンク

 3 フィーディング・アメリカにおける食料等の評価

 おわりに



 索引

佐藤 順子[サトウ ジュンコ]
著・文・その他/編集

目次

第1章 世界の食品ロス対策とフードバンクの多様性
第2章 社会保障システムにおけるフードバンクの意義と役割
第3章 日本のフードバンクと生活困窮者支援
第4章 フランスのフードバンク―手厚い政策的支援による発展
第5章 アメリカのフードバンク―最も長い実践と研究の歴史
第6章 韓国のフードバンク―政府主導下での急速な整備
第7章 食料等の現物寄付の評価―アメリカのフードバンクとアカウンタビリティ

著者等紹介

佐藤順子[サトウジュンコ]
佛教大学福祉教育開発センター専任講師。立命館大学文学部哲学科心理学専攻卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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いっこ

5
フードバンクは、食品ロス削減という観点から環境分野でとらえられることが多い。困窮者支援の一環として考えれば、行政の福祉政策との兼ね合いが問題となってくる。各国、依存の割合が高まっているが、量を満たすだけではなく栄養面を考えた質の向上も求められるようになっているとのこと。人間の尊厳、食べる幸せも考えなくては。ブレイディみかこさんの『子どもたちの階級闘争』の一文が脳裏に浮かぶ。「フードバンクじゃないよ。フードを買いに行くんだ。何が食べたい?」2019/04/09

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