内容説明
もっと奈良を知りたい。訪れるたびに感じる、旅行ガイドの奈良本には書き込まれていない奈良の「何か」―4つの「視点」―を一つずつ形にして編んだ「三冊目の奈良本」。各章にちりばめた「奈良小景」では、海外との比較や現代的なトピックなど、さまざまな奈良の横顔をコンパクトな視点で紹介している。
目次
第1部 奈良という舞台(「古都」奈良の誕生―奈良公園、平城京跡ほか;GISで描く郊外の奈良、奈良の郊外―学園前周辺ほか全県 ほか)
第2部 生活と風景(歩いて楽しむ、なら町―奈良市なら町界隈;消えた川の記憶―ならまち率川物語―猿沢池からJR奈良駅 ほか)
第3部 過去からの贈り物(都のある空間―平城京域;法隆寺に映る文化財保護史―法隆寺 ほか)
第4部 非日常の空間(社寺曼荼羅を見る/歩む―興福寺、春日大社、東大寺;レジャーランドと奈良―生駒山上、奈良市北部)
奈良歩きガイド(奈良のおまつりガイド;奈良のミュージアム案内 ほか)