ハヤカワ新書<br> 家が買えない―高額化する住まい商品化する暮らし

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ハヤカワ新書
家が買えない―高額化する住まい商品化する暮らし

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  • サイズ 新書判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784153400375
  • NDC分類 365.3
  • Cコード C0233

出版社内容情報

空き家問題が深刻化する一方で、なぜ令和バブルとも囁かれる不動産価格の高騰は起こっているのか。住宅の金融資産化、都心居住への偏重、ビジネス論理による高層マンション乱立……庶民から離れた狂奔に警鐘を鳴らし、これからの街と住まいの在り方を伝える。

内容説明

人口減少や少子高齢化にともない全国的に空き家問題が深刻化する一方で、なぜ一部で「令和バブル」とも喧伝される異常な不動産価格の高騰が起こっているのか。金融商品化した住宅をめぐるマネーゲームの狂奔、通勤ファーストのライフスタイルによる都心居住への偏重、「売れれば良し」のビジネス論理に侵された高層ビル/マンション建築の横行…不動産のプロが、庶民の手から離れて進む不動産市場の狂乱に警鐘を鳴らし、これからの住宅選びと街づくりにおける在るべき姿を提示する。

目次

第一部 買えなくなる家 増え続ける空き家(価格高騰の裏で進む街の二極化現象;金融商品化する都心マンション;負動産化する郊外住宅)
第二部 移りゆく日本人の「マイホーム」事情(「通勤距離」という住宅選びの価値尺度;オールドタウン化するニュータウン;一代限りで終わるマイホームの宿命)
第三部 住まいと街づくりに「地域価値」の発想を(不動産業者による都市開発のリアル;ジェネリック都市に陥らない街づくり;あなたが住むべき街に相場はない)

著者等紹介

牧野知弘[マキノトモヒロ]
東京大学経済学部卒業。ボストンコンサルティンググループ、三井不動産などを経て、日本コマーシャル投資法人執行役員としてJ‐REIT(不動産投資信託)市場上場を経験後、2009年に独立。現在はオラガ総研代表取締役として不動産プロデュース事業を展開するほか、全国渡り鳥生活倶楽部を設立し、代表取締役を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

19
全てはセンセーショナルなタイトル勝ちな感もあるが、実際都内では嘘でもないのが恐ろしい。それにしても厚くもないこの新書が1,300円近くするのも、同じくらい時代の波を感じる…。2025/03/12

まゆまゆ

12
2023年の都内の新築マンション価格の平均は一億円超え。新築マンションは投資商品となり庶民は中古マンション市場へ流れている。平成バブル期と違い地価が上昇しているのには理由があり、今後地価が急落するような事態は考えにくいが、空き家の数は年々上昇中。地方だけではなく首都圏も多く、結局は人が集まる街でなければ今後も空き家が増えていく。2025/03/24

Inzaghico (Etsuko Oshita)

10
「金融商品化する住宅」という表現に腹の底から納得した。晴海フラッグは割安だというが、知り合いの若い友人夫妻は抽選に外れた。投資・投機目的で買う人が多かったようで、彼女たちのように居住目的なのに外れた人が多いのは、おかしくないか。 大規模複合ビルは、不動産の価値を「縦」(ビルの階数)でしか測らないが、本来の不動産の価値は、その建物周辺の街を含めた「横」で測るべきというのには納得。おまけに「縦」移動するサラリーマンは目的地一直線で、そのビルに入居している美術館やホールに足を向けない。2025/01/23

みみりん

8
タワーマンションは住むためのものではなく投資目的のもの。本当にその通り。仕事であちこちのタワマンのお宅にお邪魔したが私は魅力を感じなかった。マンションを開発に関わる人達は皆売ってしまえば終わりと思っていたが、ユーカリが丘や立川を開発したような企業があるのが救い。最近国内をあちこち旅して住みたい地方都市もあり、もう少ししたらザブスクであちこちに住んでみたい。2025/05/19

iwtn_

8
タイトルと目次を見て、自分が感じていることを言語化してくれている本だと思い、購入してしまった。少子高齢化で人口は減るはずなのに都心の住宅が高騰を続ける理由や、マイホーム信仰と通勤するための巣としてしか評価されない住宅、そして著者の考えるどのように生活するのが良いのかの提案がある。ちょいと理想論過ぎるきらいもある。自分が今住んでいる場所もかなり趣味で選んでいるので、みんながそうなってくれると嬉しいなぁという思いはあるのだが。家族三代が続いて暮らしていける場所が今の日本にどれぐらいあるのか。いや、作るか。2024/12/28

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