内容説明
大量生産・大量消費の社会のままでエコロジカルな未来を実現できるのだろうか?アルネ・ネス、ゲアリー・スナイダー他によるディープ・エコロジーの基本的テーマを扱った12章。
目次
序 深いエコロジー運動とは何か―ディープ・エコロジー運動の誕生と展開(井上有一)
第1部 アルネ・ネスの思想(シャロー・エコロジー運動と長期的視野を持つディープ・エコロジー運動(アルネ・ネス)
エプロン・ダイアグラム(アルネ・ネス)
自己実現―この世界におけるエコロジカルな人間存在のあり方(アルネ・ネス)
ディープ・エコロジー運動のプラットフォーム原則(アルネ・ネス;ジョージ・セッションズ)
アルネ・ネス―理論と実践の統合(ジョージ・セッションズ))
第2部 ディープ・エコロジー思想の展開(パラダイムの転換―技術主義から地球主義へ(アラン・ドレングソン)
ディープ・エコロジーのプラットフォーム―新たな提案(デイヴィッド・ローセンバーグ)
エコロジカルな自己(ビル・ディヴォール)
土地に根ざして生きる(ゲアリー・スナイダー)
儀式の意味―地域の土地とのコミュニケーション(ドロレス・ラシャペル)
自然との和解―エコロジーはなぜフェミニズムを必要とするのか(パッツィ・ハレン)再考 エコロジカルな意識の四種類(ジョン・ロッドマン)
著者等紹介
ドレングソン,アラン[Drengson,Alan]
カナダ、ブリティッシュ・コロンビア州ヴィクトリア、ヴィクトリア大学名誉教授(哲学)。『環境の危機を超えて』『技術の現実』などの著者
井上有一[イノウエユウイチ]
京都精華大学人文学部環境社会学科教授(環境論)。共著に『共感する環境学』(ミネルヴァ書房)、『講座人間と環境12 環境の豊かさをもとめて』(昭和堂)など
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