内容説明
特殊な意識レベルから発する霊動誘起が、難治病者を快癒せしめる。更に深く行ずると高次元の境地に達し、人間完成にまで到る。古代人は霊動法によってミタマシヅメを達成したが、その古伝承が失われて年久しい。著者は四十余年の実績を初めて本書で公開し、古神道の秘伝を明らかにした。この霊動法こそヨーガの原点にして日本的行法の実態に他ならない。
目次
第1編 心ひかれる行者―今木泉竜師への回想
第2編 初めて霊動体験を試みる
第3編 三位一体の信仰―神心光教の沿革
第4編 霊動体験としてのスブド
第5編
密教の瑜伽行を体験する
第6編 古神道の鎮魂と霊動法
第7編 自然良能誘起法について
第8編 修行に志す者への注意