内容説明
ソーキを煮込みながらお玉で灰汁を掬い取っていたら極小の顔が浮かびあがり、無数の罪びとが手をかざして、釜茹でから逃れようとしている。
目次
夢 まぼろしをみた(白日夢;ドッペルゲンガー ほか)
命 ばーみーとーりょー(ヤンバルの朝;牛は生きる ほか)
戦 おののきふるえる(ことばを憶える;ロシアの民話より ほか)
懐 のすたるじい(五月の空に;のすたるじい ほか)
著者等紹介
うえじょう晶[ウエジョウアキラ]
1951年沖縄県那覇生まれ。所属「詩人会議」「沖縄詩人会議」「いのちの籠」会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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