光文社古典新訳文庫<br> 人はなぜ戦争をするのか―エロスとタナトス

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光文社古典新訳文庫
人はなぜ戦争をするのか―エロスとタナトス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 333p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784334751500
  • NDC分類 146.1
  • Cコード C0197

内容説明

人間には戦争せざるをえない攻撃衝動があるのではないかというアインシュタインの問いに答えた表題の書簡と、自己破壊的な衝動を分析した「喪とメランコリー」、そして自我、超自我、エスの三つの審級で構成した局所論から新しい欲動論を展開する『精神分析入門・続』の2講義ほかを収録。

目次

人はなぜ戦争をするのか
戦争と死に関する時評
喪とメランコリー
心的な人格の解明
不安と欲動の生

著者等紹介

フロイト,ジークムント[フロイト,ジークムント][Freud,Sigmund]
1856‐1939。東欧のモラビアに生まれる。幼くしてウィーンに移住。開業医として神経症の治療から始め、人間の心にある無意識や幼児の性欲などを発見、精神分析の理論を構築した。1938年、ナチスの迫害を逃れ、ロンドンに亡命。’39年、癌のため死去

中山元[ナカヤマゲン]
1949年生まれ。哲学者、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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藤月はな(灯れ松明の火)

73
表題作は『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったのか』を観た時、次々と起こる原爆が落っこちそうな事態の発生やまだ、起こる紛争に対し、その状態を食い止めようとしつつも結局はタナトスに突き進むかのような行動を取ってしまう周囲を思い出しました。一番、納得してしまったのは「喪とメランコリー(鬱病)」。鬱病が実は自分を罰しつつもそうなるきっかけを生み出した環境や人物(親など)を糾弾するという、サディスティックな自慰的行為という指摘はそうなりそうな私にとっては言えて妙でした。2015/05/21

月六

40
乳首を噛む赤ちゃんの行動から、人間が抱く欲の構造へと話が広がる。何かを「愛でたい」と思うとき、そこに「攻撃したい」という感情も芽生える――■予備知識なく、初めてフロイトの著作に体当たり。発想の断片を拾い集め、とても論旨を味わえたとは言い難い■しかし、「どうやって思いついたのか」という論が散見され、面白かった。「トンデモ理論」と紙一重というイメージがあったが、天才なのだろう■自我が、外界と超自我、エスの間を取り持っている。躁と鬱など様々な症状も、「ひとりの人間の中に対立がある」と考えると確かに分かりやすい。2021/04/18

Mishima

38
アインシュタインはフロイトを選び次のような問いを発する。「人間を戦争の脅威から救い出す方法はないものでしようか」フロイトは第一次世界大戦の人間の有り様に絶望していたのであり、「人間の破壊欲動」の理論を導きだした。フロイトの答えは(私がペシミスト寄りの考え方なのだろうか)全く希望が持てるようなものではなかった。ジョージオウエルの著作の世界観への類似性を想起。なお、上記の答え以外の部分は、解説を読んだ方が数倍の時間節約になる。他のかたのレビューにも散見されたが、非常に分かりやすくまとめられている。2016/06/13

音姫

27
アインシュタインの「人間には戦争を始めたがる攻撃衝動のようなものがあるのではないだろうか」という疑問にフロイトが応える。まず戦争は道徳的な基準の崩壊と死への考え方が変貌したときに起こると定義。そして人間には大きく分けて2つの欲動、生を統一し保存しようとする欲動(エロス)と破壊し殺害しようとする欲動があるという。権力と暴力の関係だろうか。フロイトは「戦争は自然なもので生物学的に十分な根拠があり避けがたいもの。戦争で平和を作り出すことがあったことも認めるべき」と。

小波

26
人のアンビバレントな心のあり様、愛と憎しみ、エロスとタナトスと言った相反する無意識下の葛藤が、人間の苦しみを生み出している。キリスト教的禁欲教育による抑圧が、人格形成にも影響を及ぼしているということなのだが(去勢不安など)、日本人の私にはあまり想像できない感覚ではあるものの…現代においてもフロイトは重要な人物であり、解説書などの孫引きではなく、直にその理論の一端に触れるのは肝要であると感じた。2021/06/07

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