内容説明
江戸川のほとりにたつ、勤医会東葛看護専門学校。看護を学ぶ青春のキラキラ光る涙、はじける笑い、見つめる眼差し。「学生こそ主人公」の学校で生命と向き合う日々の記録。
目次
送電線―序に代えて
出会い―この学校には順位もランクもありません
学び合う厳しさと喜びと―ほんとうの勉強に出会った
たしかな知識と技術を―泣きながらからだに刻む
素顔の学生たち―涙きらきらと
学生こそ主人公―自由と自治の中でこそ
患者さんの笑顔が見たい―自分のことのように喜んでいる自分がいた
生活と労働の中で―プロの心意気を知った
歩みつづける―生命へのコンパッションを刻みながら
東葛看護学校の教育が問いかけるもの―ここに生きる『教育基本法』
待つ人のベッドサイドへ―心にいつも愛のブーメランを
東葛看護専門学校教育宣言
ともに育つ!ここから希望が見える
撮影のあとに
著者等紹介
三上満[ミカミミツル]
1932年東京生まれ。東京大学教育学部卒。都内の中学校教諭を経て都教組委員長、全教委員長、全労連議長など歴任。2003年『明日への銀河鉄道 わが心の宮沢賢治』(新日本出版社)で、第18回岩手日報文学賞・賢治賞受賞。2000年3月~2005年9月勤医会東葛看護専門学校校長
小林功[コバヤシイサオ]
1935年山梨県甲府市生まれ。甲府一高、東京学芸大学卒。東京江戸川区で小中学校教諭、1996年退職。教育実践誌『江戸川の子ども』前編集長。全国進路指導研究会元常任委員。1999年~2001年中国・遼寧師範大学日本語学部文教専家。現在、自主勉強会『えんぴつの会』で中国人、帰国者たちの日本語学習を担当。1999年現代写真研究所本科修了。現在、同所OB研究ゼミ在籍。日本リアリズム写真集団(JRP)会員。JRP「視点展」入選3回(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。