目次
1章 春(はじける音のゆくえ;テントウムシ;カメムシの仕事;仕事がやってくる;接ぎ木;サツマイモの土;雨音を抱えて;切られた根;メモの重し;頭骨)
2章 夏(囚われた鹿;柵の夢;クモの巣;消えた毛虫;白いチョウの行方;噴霧器;通草;ブドウ;落ちる柿の実;晩夏の午後;時間のひも)
3章 秋(蟻;蜘蛛の糸;銀バエ;畑;コオロギに網はいらない;ぼくの網;高畑;柿の葉;柿の皮むき;夜の耳のゆくえ;夕暮れ;秋の夜)
4章 冬(目覚まし時計;夢の糞;剪定;クモの糸;竹林のなか;マキさん;柿の老木;石垣;地名;汗)
著者等紹介
武西良和[タケニシヨシカズ]
1947年和歌山県生まれ。詩誌「ぽとり」編集・発行人。詩集に『わが村 高畑』(2002年1回更科源藏文学賞)など。日本農民文学会、日本国際詩人協会、日本詩人クラブ、日本現代詩人会の各会員。日欧宮殿芸術協会正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。