「新」詩論・エッセー文庫
詩と自我像

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  • サイズ B6判/ページ数 182p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784812015063
  • NDC分類 901.1
  • Cコード C0192

内容説明

優れた詩には鮮明に自我像が現れる。戦後詩の世界を駆け抜けた詩人が、記憶に瞬く夜空の星のような詩集の自我像に迫る。詩はまさに世相を写す鏡である。

目次

1 瓦礫の中から(往時茫々私と「詩學」;城左門さんを偲ぶ ほか)
2 敗戦・引揚げ(生涯を一詩にかける;一枚の枯れ葉の上で)
3 いのちの輪(生の大きな環を見つめて;大地に生きるマタギのうた ほか)
4 農村・方言・子供(最初の方言詩集『まるめろ』;自戒と炯眼の詩人 ほか)
5 日本と朝鮮(李沂東の聖地;梁石日の青春 ほか)

著者等紹介

齋藤〓[サイトウマモル]
1924年ソウル生まれ。二十一歳で単身引揚げ帰国。49年「詩學」五月号に新人として詩を発表。「零度」、「現代詩評論」を経て、「彼方」を二〇年間発行。「東京詩学の会」「詩と詩想研究会」常任講師、「詩學」「詩と思想」投稿作品選者、日本現代詩人会理事長、『現代詩人賞』選考委員、『H氏賞』選考委員長等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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