内容説明
予想をこえる出会い新しい自己発見。相互に独立しつつ共生を目ざして交響する詩の聯弾は、宇宙への人間の叫びであり、未知の詩的世界を探検しようとする共同作業への誘いである。
目次
“両肩”の巻
“天井”の巻
“充たす”の巻
“宛”の巻
“情熱”の巻
“種子”の巻
“充分”の巻
“銀河”の巻
“風船”の巻
“秘密”の巻〔ほか〕
著者等紹介
木島始[キジマハジメ]
1928年に京都で生まれた。英訳本に、Ten TalesとResponses Magneticがある。日英対訳の『われたまご‐123篇の四行詩集』を刊行、『楽しい稲妻‐日英対訳現代詩集』を編集した。四行連詩という詩的実験の結果報告を、『越境』という本でおこなっている
石原武[イシハラタケシ]
1930年山梨生まれ。明治学院大学で、B.Blunden、とくにG.S.Fraserの詩の肉声に触れ、詩を専攻、書き始める
新延拳[ニイノベケン]
1953年生まれ。東京在住
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