目次
1 農業の現在と未来(都府県からみた北海道農業―課題と示唆;構造問題と北海道農業―日本農業の到達点から;気候変動と北海道農業;北海道農業の現局面)
2 農協の現在と可能性(都府県からみた北海道の農協―自治と自律を考える;北海道内の農協金融の特徴と展望―「開発型」農協のゆくえ;「ネットワーク型農協」の可能性―オホーツク農協連の事例から;北海道における農協営農経済事業の特性と組合員参加;北海道の農協に期待すること―協同の現場からの情報発信を ほか)
著者等紹介
坂下明彦[サカシタアキヒコ]
北海道地域農業研究所所長・北海道大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ようへい
14
農業生産物には他の工業製品とは異なる特殊性を持つという前提はありますが、資本主義の発展と共に解消されると思われた種々の「農業問題」がいつもでも解消されないまま現在に至っています。生産者の減少や家族経営中心の形態、海外農産物との価格差やコスト差など歴史的経緯や環境問題、食料安保に地方の過疎など市場経済だけでは説明できない、または解決できないと思われることがあります。もっときちんと根っこの事を学んでこなかったのが今更恥ずかしい、と赤面してしまいました。適正価格とか再生産価格って全然理解してない。勉強しよっと。2024/02/17
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