米政策改革による水田農業の変貌と集落営農―兼業農業地帯・岐阜からのアプローチ

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米政策改革による水田農業の変貌と集落営農―兼業農業地帯・岐阜からのアプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 310p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784811905075
  • NDC分類 611.73
  • Cコード C3061

出版社内容情報

米政策改革大綱の発表前後を起点として、水田農業の動きを概ね5年間隔で区切り、それぞれの時期に行った研究成果を4部に分けて収…米政策改革大綱の発表前後を起点として、水田農業の動きを概ね5年間隔で区切り、それぞれの時期に行った研究成果を「米政策改革胎動期における水田農業と集落営農」、「水田農業経営安定対策による集落営農再編と水田農業の担い手」、「農政転換期の水田農業と集落営農」、「農業構造改革による水田農業と集落営農の新展開」の4部に分けて収録した。

序 章 課題と構成

第1節 本書の課題

第2節 米政策改革と農業構造の変動

第3節 本書の構成

?部 米政策改革胎動期における水田農業と集落営農

第1章 兼業深化平地農村における集落営農の展開と担い手の動向─岐阜県海津郡平田町を中心に─

第1節 東海地域の農業と担い手の特徴および本章の課題

第2節 平田町農業の担い手・集落営農の特徴

第3節 機械化営農組合による作業受託の状況と受託型集落営農の特徴

第4節 稲作共同経営組合による協業型集落営農の展開

第5節 未組織4集落の農業の特徴と平田農業パイロット組合

第6節 まとめ─集落営農の展開論理と地域農業の主体形成─

第2章 「米政策改革」下における地域参加型集落営農法人組織の展開論理─岐阜県揖斐郡揖斐川町K営農組合を中心に─

第1節 課題と方法

第2節 揖斐川町水田農業の担い手の存在形態

第3節 農事組合法人・K営農組合の存立構造

第4節 まとめ

第3章 新基本計画と中部地域における水田農業担い手形成の課題

第1節 本章の課題

第2節 新食料・農業・農村基本計画のシナリオ─期待と問題点─

第3節 東海地域水田農業と地域水田農業ビジョンの特徴

第4節 東海地域における典型的担い手経営の若干の事例考察

第5節 むすび─新基本計画と担い手形成の課題─ ─東海地区を対象として─

?部 水田農業経営安定対策による集落営農再編と水田農業の担い手

第4章 水田・畑作経営所得安定対策による集落営農の再編

第1節 本章の課題

第2節 水田・畑作経営所得安定対策の内容と岐阜県での加入状況(2009年)

第3節 水田経営所得安定対策加入集落営農の経営の特徴─35組織調査結果概要─

第4節 小括

第5章 集落営農の再編強化による兼業農業の包摂─海津市旧平田町の事例を中心に─…

第1節 本章の課題

第2節 旧平田町農業構造と営農組織の特徴

第3節 大区画圃場整備事業と集落営農と兼業農業の再編

第4節 水田経営安定対策による経営体化と農業就業の実態

第5節 集落営農と水田経営の展望

第6章 兼業深化地帯における水田農業の担い手と集落営農─美濃平坦地域を中心に─

第1節 課題と方法

第2節 岐阜県の水田農業と担い手の特徴

第3節 岐阜市における担い手と集落営農

第4節 兼業深化地域における水田農業の担い手の課題と展望

?部 農政転換期の水田農業と集落営農

第7章 戸別所得補償制度への転換による集落営農の新展開─岐阜県中山間地地域を中心に─

第1節 課題と方法

第2節 戸別所得補償制度モデル対策と集落営農

第3節 戸別所得補償制度による集落営農の新動向

第4節 戸別所得補償制度による新設集落営農の特徴─岐阜県の事例─

第5節 戸別所得補償モデル対策を契機として新設された集落営農の概要─岐阜県の事例

第6節 まとめ

第8章 地域農業・農地の新動向と「人・農地プラン」─東海地域を中心に─

第1節 はじめ

第2節 「人・農地プラン」の背景と特徴人・農地プラン」

第4節 高山市にみる「人・農地プラン」の取り組み─野菜作新規就農者の確保を図る

第5節 養老町にみる「人・農地プラン」の取り組み─農地の利用集積を図る─

第6節 むすび

第9章 小規模・高齢化集落の農業と集落営農─岐阜県中山間地域の事例─

第1節 課題

第2節 岐阜県中山間地域における小規模・高齢化集落の農家・農地と担い手の状況

第3節 中山間地域小規模・高齢化集落に関係する集落営農等の活動状況

第4節 小規模・高齢化集落に関係する集落営農等の事例研究

第5節 山間農業地域における集落営農の展開─岐阜県加茂郡白川町の事例─

第6節 まとめ

第1節 雇用型集落営農の労働力─誰をどう雇用するか

第2節 農地管理主体として存在感を増す土地持ち非農家

第10章 農業構造の変動と集落営農

?部 農業構造改革による水田農業と集落営農の新展開

第11章 集落営農における地代と労賃の衝突と法人化─岐阜県平地農村地帯の事例分析─

第1節 課題と方法

第2節 海津市の農業構造の動向

第3節 集落営農の再編と法人化の進展

第4節 法人化による剰余配当の転換─ぐるみ型・(農)A集落営農法人の事例─

第5節 まとめ

第12章 都市的地域での集落営農の急増による農業構造の大きな変動─大垣市の事例─

第1節 課題と方法

第2節 大垣市の農業構造の特徴

第3節 大垣市の集落営農の動向

第4節 土地利用型メガファーム経営の新動向

第5節 むすび

第13章 担い手空洞化地域におけるJA出資農業法人による農地の集積─サポートいび─

第1節 課題と方法

第2節 岐阜県におけるJA出資農業法人の動向

第3節 担い手不在地域でのサポートいびの事業展開と集落営農

第4節 産地体制強化とJA出資法人の役割

第5節 JA出資農業法人による農地集積の成果と課題

終 章 要約と結論

第1節 米政策改革以降の稲作収益の動向

第2節 平地農村地域の水田農業の担い手と集落営農

第3節 都市的地域における水田農業の担い手形成

第4節 中山間地域における水田農業の担い手と集落営農

第5節 結論─水田農業の担い手の展望と集落営農─

荒井聡[アライサトシ]
1957年、福島県生まれ 博士(農学)・東北大学
岐阜大学応用生物科学部教授
福島大学農学系教育研究組織設置準備室専任教授(クロスアポント兼務)
主な著書:
『法人コントラクターによる粗飼料生産の展開条件』農政調査委員会、1996年(単著)
『日本農業の主体形成』筑波書房、2004年(共著)
『大塚久雄「共同体の基礎理論」を読み直す』日本経済評論社、2007年(共著)
『中山間地域は再生するか』アカデミア出版会、2008年(共著)
『水田経営所得安定対策による集落営農組織の再編と法人化』農政調査委員会、2010(単著)
『地域再生と農業』筑波書房、2010年(共著)
『民主党農政1年の総合的検証』農林統計協会、2011年(共著)
『集落営農の再編と水田農業の担い手』筑波書房、2011年(共編著)

目次

1部 米政策改革胎動期における水田農業と集落営農(兼業深化平地農村における集落営農の展開と担い手の動向―岐阜県海津郡平田町を中心に;「米政策改革」下における地域参加型集落営農法人組織の展開論理―岐阜県揖斐郡揖斐川町K営農組合を中心に ほか)
2部 水田経営所得安定対策による集落営農再編と水田農業の担い手(水田・畑作経営所得安定対策による集落営農の再編;集落営農の再編強化による兼業農業の包摂―海津市旧平田町の事例を中心に ほか)
3部 農政転換期の水田農業と集落営農(戸別所得補償制度への転換による集落営農の新展開―岐阜県中山間地地域を中心に;地域農業・農地の新動向と「人・農地プラン」―東海地域を中心に ほか)
4部 農業構造改革による水田農業と集落営農の新展開(集落営農における地代と労賃の衝突と法人化―岐阜県平地農村地帯の事例分析;都市的地域での集落営農の急増による農業構造の大きな変動―大垣市の事例 ほか)
終章 要約と結論(米政策改革以降の稲作収益の動向;平地農村地域の水田農業の担い手と集落営農 ほか)

著者等紹介

荒井聡[アライサトシ]
1957年、福島県生まれ。博士(農学)・東北大学。岐阜大学応用生物科学部教授。福島大学農学系教育研究組織設置準備室専任教授(クロスアポント兼務)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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