米の価格・需給と水田農業の課題―「減反」廃止への対応

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米の価格・需給と水田農業の課題―「減反」廃止への対応

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  • サイズ B6判/ページ数 102p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784811904917
  • NDC分類 611.33
  • Cコード C0033

出版社内容情報

「減反」廃止ため米が直面している諸問題の現状と課題について検討したものである。政府は2018年を目途に「減反」を廃止することとし、現在そのための対策が進められている。

この「減反」廃止はわが国におけるこれまでの米政策の理念と推進方策を根本的に転換するもので、今後の米の価格・需給だけでなく水田農業と国民食料の安定供給にも直接影響を及ぼすことは明らかである。現在この政策転換に如何に対応するかが問われているが、本書はそのため米が直面している諸問題の現状と課題について検討したものである。

目 次

はしがき

第1章 米価動向と米生産の所得問題

第1節 生産者販売価格と米生産の収益性

第2節 作付規模別・農業地域別にみた収益性問題

(1)生産者販売価格と収益性

(2)米生産の規模拡大問題と課題

? 生産費目からみた作付規模間の収益性と特徴

? 米価下落と作付規模問題

(3)米生産の収益と政府助成

第3節 米の価格・所得政策の課題と展開方向

(1)最近における米政策の特徴

第2章 米の流通・消費構造の変化と輸出入問題

第1節米流通の多様化と消費者選択

第2節 消費構造の変化と米生産の展開方向

(1)消費者選択の実態と米生産

1 「良食味・高価格」重視の米生産

2 消費動向からみた「価格」と「品質」の特徴

(2)消費生活の変化と米生産の課題

1 「価格」問題への対応と課題

2 「品質」問題への対応と課題

3 消費形態の多様化に対応した課題

第3節米の需給と輸出入問題

(1)米の需給動向とその特徴

(2)米の輸入・輸出問題と今後の課題

1 米の輸入問題…MA米を中心に

2 米の輸出問題

第3章 水田利用の多様化と米需給政策の課題

第1節 水田利用の現状と課題

(1)水田利用の特徴と複合化問題

1 水田利用の実態と対策の特徴

2 水田利用度向上対策の課題

(2)飼料用米生産への取り組みと課題

1 直接的な需給調整対策の課題と対応

2 国政上の課題と対策の重要性

第2節 米需給政策と水田農業発展の課題

(1)生産調整からみた米需給政策の課題

1 国の責任で開始された生産調整

2 生産者主体の強調と政府権限の縮小

(2)「米政策の見直し」と需給政策の課題

1 重要な国による目標策定

2「作付ビジョン」の策定問題と課題

1 生産費基準による不足払い方式

2 生産費基準の課題と今日的意義

(2)米の所得補償制度の改革とその重要性


第4章 米需給政策の推進と農協組織

第1節 生産調整からみた農協組織の役割

第2節 「米政策の見直し」と農協組織

(1)「米政策の見直し」における農協組織の位置づけ

(2)米政策の転換と農協組織の課題

?重要な地域本位の「作付ビジョン」の策定

?協同組合の価値と原則に基づいた対応

北出俊昭[キタデトシアキ]
北出 俊昭[きたで としあき]
1934(昭和9)年 石川県生まれ
1957(昭和32)年3月 京都大学農学部卒業
1957(昭和32)年4月 全国農業協同組合中央会入会
1983(昭和58)年3月 同上退職
1983(昭和58)年4月 石川県農業短期大学 教授就任
1986(昭和61)年
3月 同上退職
1986(昭和61)年4月 明治大学農学部 教授就任
2005(平成17)年3月 同上退職
[近著](米・食料関係)
『日本農政の50年―食料政策の検証―』(日本経済評論社 2001年)
『転換期の米政策』(筑波書房 2005年)
『食料・農業の崩壊と再生』(筑波書房 2009年)
『農協は協同組合である』(筑波書房 2014年)

目次

第1章 米価動向と米生産の所得問題(生産者販売価格と米生産の収益性;作付規模別・農業地域別にみた収益性問題;米の価格・所得政策の課題と展開方向)
第2章 米の流通・消費構造の変化と輸出入問題(米流通の多様化と消費者選択;消費構造の変化と米生産の展開方向;米の需給と輸出入問題)
第3章 水田利用の多様化と米需給政策の課題(水田利用の現状と課題;米需給政策と水田農業発展の課題)
第4章 米需給政策の推進と農協組織(生産調整からみた農協組織の役割;「米政策の見直し」と農協組織)

著者等紹介

北出俊昭[キタデトシアキ]
1934(昭和9)年石川県生まれ。1957(昭和32)年3月京都大学農学部卒業。4月全国農業協同組合中央会入会。1983(昭和58)年3月同退職。4月石川県農業短期大学教授就任。1986(昭和61)年3月同退職。4月明治大学農学部教授就任。2005(平成17)年3月同退職。農学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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