毀された「日本の食」を取り戻す

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  • サイズ B6判/ページ数 174p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784811903149
  • NDC分類 611.3
  • Cコード C0033

目次

プロローグ 食の知識は正確か
1 食料問題とその背景
2 人間にとって食料とは何か
3 食を考えるポイント
4 戦後の食の変遷と主食=米の役割縮小
5 食の洋風化・アメリカ化と日本人の身体
6 食料輸入とおびやかされる食の安全性
7 このやり方では「日本の食」はもっと毀れる
8 「日本の食」を取り戻すために―むすびにかえて

著者等紹介

滝澤昭義[タキザワアキヨシ]
1935年生まれ。山形県米沢市出身。北海道大学大学院農学研究科博士課程中退、農学博士。新潟短期大学教授、新潟産業大学教授、豪・クイーンズランド大学客員教授、明治大学農学部教授などを経て、現在NPO法人食農研センター理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ばりぼー

50
「食料供給は量的には十分すぎるほど増加し、『飽食』といわれるほどになったが、それは国内生産を発展させたのではなく、国内生産の縮小をともなう食料輸入の増加によって支えられているもの」であり、1954年にMSA協定と抱き合わせで締結された農業貿易促進援助法(余剰農産物処理法)が根本にあると指摘されています。食料自給率がカロリー換算ででわずか40%という惨状で、さらにTPP参加が決定し、今後ますます外国の安い食料が大量に流入してくることになると、日本の農業が維持できるかは甚だ疑問。お先真っ暗という感じですね。2015/10/23

まきぃぃぃ

1
米離れの辺りからだんだん表現がオーバーになってきた気が…。洋風化が政府主導のものだったことには驚いた!2012/01/17

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