筑波書房ブックレット<br> FTAと日本の食料・農業

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筑波書房ブックレット
FTAと日本の食料・農業

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  • サイズ A5判/ページ数 95p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784811902722
  • NDC分類 611.1
  • Cコード C0036

出版社内容情報

世の中が一つの方向に加速的に流れ始めたときこそ冷静な分析が必要です。このような視点から、FTA推進と日本の食料・農業をその中でどう取り扱うかについて、バランスのある議論を展開している一冊。

まえがき 3

はしがき
1.やむを得ない選択肢
日本は節操がない?
FTAの弊害に対する認識
2.FTAにおける「国益」とは何か
誰が利益を得るのか―大変なのは農業だけではない
農業を丸ごとFTAから除外した方が日本の「国益」にかなう?
差別待遇の弊害の最小化 ― センシティブ品目を除外する正当な根拠
3.FTAの障害は何か
農業バッシングは正当か
実は日本農業はFTAに十分含められる
本当の障害は?
「協力と自由化のバランス」の真意は?
日本社会の「混血化」を許容するか否か?
4.NAFTAにみるFTAの論点
GATT24条の意味
米国のFTA戦略の一端
差別的待遇の錯綜
メキシコ農業への打撃:米国からのダンピング輸出は正当か
最終製品のゼロ関税と農産物
迂回輸出は阻止できるか
小括
5.日韓FTAとAU(Asian Union)に向けた具体的検討
日韓FTAと農林水産物をめぐる両国の姿勢
データに基づく検証
日韓、そしてアジアとの経済連携強化におけるその他の留意すべき論点
日韓FTA成立、そしてアジアの連携強化に向けての必要な枠組みと展望
6.要約と結論
当面のやむを得ない選択としてのFTA
メキシ

内容説明

本書は、FTA(自由貿易協定)推進と日本の食料・農業をその中でどう取り扱うかについて、バランスのある議論を展開した。

目次

1 やむを得ない選択肢
2 FTAにおける「国益」とは何か
3 FTAの障害は何か
4 NAFTAにみるFTAの論点
5 日韓FTAとAU(Asian Union)に向けた具体的検討
6 要約と結論
付録 ブロック化の弊害
補論 FTA進展下のコメ政策改革試案

著者等紹介

鈴木宣弘[スズキノブヒロ]
1958年生まれ。東京大学農学部卒業。農林水産省国際企画課、農業総合研究所研究交流科長等を経て、現在は、九州大学大学院農学研究院教授。夏期(7~8月)は、米国コーネル大学客員教授も兼務。農学博士
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感想・レビュー

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rbyawa

0
大雑把にFTAというのは「関税撤廃の約束事」のことを指しているのですが、まー、なんというか、関税ってのは実は国内産業の保護のために存在している側面もあるもので、即取り止めというわけにも行かず(農牧は特に)、この本ではじゃあ、徐々に、という前提で語られているわけですが、なんとなく見てお分かりの通り大変に内容が具体的なものの、内容が全て身近な農作物なので、読めないことはないと思います。ただまあ、貿易の基礎知識は必要かな、、、具体的な国の内実を知りたい! という人にはとてもいいと思います。データありき。2010/01/11

WS

0
ブロック化を反省するWTOが行き詰まる中FTAを結び、個別に自由貿易を行おうという流れになっている。また、それはWWⅡを引き起こしたブロック化を呼び戻していることがわかった。日韓FTAの項では、「日本は関税収入を失うが、それは輸入(輸出)業者の差益になる」とあったが、私がミクロ経済学を勉強したときは、この差益は不透明で好ましくないと習い、どちらが正しいのかと思った。アジアでFTAを結んだ際人の移動が必要になると述べてあったが、これは不法入国や外国人参政権などの問題や、韓国の反日教育などの問題もあると思う。2016/03/03

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